2015年9月3日木曜日

Google Apps for Education

私の出身大学では3,4年前から生涯使用できるメールアドレスをサービスしています。
なぜ知っているかというと、
忘れた頃に一方的に送られてくる何だかよくわからない会報を読んだからです。
いつもなら黒やぎさん並に読まずに捨ててしまうのですが、
なぜかその時はたまたまパラパラとめくって、たまたまその記事が目に止まったのでした。
現役学生には入学時に配ったアドレスが卒業後もそのまま生涯使えるようで、
過去の卒業生については申し込めばアドレスを配ってくれるとのことでしたが、
本人確認書類等を郵送する必要があるため記憶に留めるのみにしていました。

さて、そのサービスはGoogleのもので、
専用ドメインで運用するところなど正にGoogle Appsです。
Google Appsは私も2ドメインを無償で運用していますが、
かなり前から新規での無償版は廃止され、
有償のGoogle Apps for Businessしか提供されていません。
というか、どうも何の断りもなく最近Google Apps for Workに改称されているようです。
名称はともかく有償なわけで、大学はコストをどうしているのか不思議でした。

エイリアスだけ張っておいて転送するだけのサービスを自力でやるなら
無料というのも分かりますが。
そういえばIEEEでそんなサービスやってたっけ?

ところで最近になってGoogle Apps for Educationというものの存在を知りました。
もともとはスタンフォード大との絡みで教育機関への恩返し的側面があって、
無償提供されているようです。なるほど合点がいきました。
いろいろ条件はあるようですが、
日本の大学なら問題なくサービスを受けられるようで、
最近では結構な数の国内の大学が採用しているみたいです。

そういうことならということで、手続きは面倒ですが、
出身大学のドメインのメールアドレスをゲットしました。
アカウント名が選べず、申請順のような大きな桁の数字が入っており、
覚えるのも面倒なので何かこのまま使わずに終わりそうな予感がしていますが、
どうやらごく普通のGoogle Appsアカウントのようで、
Googleドライブも使えるので、ファイル置き場にでもしようかと。

Googleの方針転換は日常茶飯事なので生涯使える保証はありませんが、
いつ替えざるを得ないかもしれないISPや
携帯電話キャリアのメールアドレスなんかを使っているような方は、
出身大学のサイトを覗いて
そんなサービスをしていないか確認してみてはみてはいかがでしょう。

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