2015年3月30日月曜日

香港でSIMカードを買う

今回の香港旅行にはau isai(グローバルモデルのLG G2相当品)をSIMロックフリーにして持っていきました。
香港国際空港に到着早々到着フロアのコンビニ(セブン-イレブンだったか?)に入って
"Tourist SIM Card"をくれと言ったところ売り切れとか言われてしまいました。何てこったい。
しょうがないので出発フロアに上がってスマートフォンを売っている店で訊くと、
向こうにチャイナモバイルのショップがあるといわれたので行ってみました。
そこには店員さんが一人暇そうにしています。
そこでお願いしてみると、スマートフォンを渡せといわれ、
SIMカードを入れ替え、設定も勝手にやってくれました。
日本語メニューのままで操作しているので日本語分かるのかと訊くと、
日本語は分からないが慣れているので大体分かると。
グローバルモデルだったのもよかったのかもしれません。
で、通信できるか確認しろと言うので適当なウェブサイトを見ようとするとだめ。
もう一回設定しなおしてもらうもだめ。
そのうちお客が増えてきたので私のスマートフォンは片手間になりました。
しかし実はちゃんと設定できていたようで、
私が見たサイトがたまたま見れなかったようです。
店員さん曰く、中国からは見れない国外のサイトがあるそうです。
それってグレートファイアウォールのことか?

ネットはできるようになった私のスマートフォンですが、
同伴者が香港在住の友人に電話をかけねばならず、
店員さんにそのスマートフォンで通話できるか訊いたところ、さらに10ドル(HK$)出せと。
料金体系を理解するのも面倒なので素直に10ドル払ってしまいます。
それで、あらかじめ聞いていた香港の携帯電話番号に発行してみるも
広東語のわけの分からないメッセージが流れます。
しょうがないのでまた店員さんに広東語が聞こえるんだけどこれは何と相談すると、
そのメッセージがボイスメール、すなわち留守電であることが判明。
しばらくしてから電話すると無事連絡が取れました。
せめて英語のメッセージでも流れていれば単語の断片で分かったかもしれませんが…

こうして体験して分かったのが、外国人が来日した時の不便です。
日本でも最近になってようやくSIMカードだけを買えるようになりましたが、
今回の私の様に、日本語が分からないとどうしようもない場面に遭遇しかねません。
東京オリンピックに向けて「おもてなし」とか言ってる場合ではなく、
普通に行動するのに支障がないくらいな環境を整えることの方が先だと思います。

閑話休題、その後MTRで九龍駅に着き、構内のコンビニで
同伴者用の"Tourist SIM Card"を購入しました。
もちろんサイズはnanoを指定しました。
ところが英語の話せない店員さんが"iPhone5"とやたらと言ってきます。
どうやらSIMのサイズが正しいことを確認するためにスマートフォンの機種が知りたかったようで、
iPhone6だと言うと、じゃこれでいいみたいな感じで商品を出してきました。
本当はiPhone6じゃなくLG G2派生機なんですけど。
同伴者のスマートフォンもSIMロックフリー化au isai(グローバルモデルのLG G2相当品)なんですよね。
ちなみに価格は100ドル出しておつりが返ってくる程度で、
空港のチャイナモバイルのカウンターより安くつきました。

ホテルに着いて購入したSIMを見ると、これもチャイナモバイルです。
早速入れ替え、説明書にしたがってAPN名を"cmhk"に設定すると、
何とそれだけでネットができるようになりました。
2台のスマートフォンで通話できることも確認でき、これで完璧です。
香港でingress三昧…違った、Googleマップを見ながら歩けます。
今回はどうしても空港内でSIMカードを調達する必要があったため仕方ありませんが、
空港のコンビニになくても、街中のコンビニで購入し自力で設定するのがよさそうです。

しかし日本帰国後に落とし穴にハマるのでした。
関空到着後に香港SIMから日本の楽天SIMに入れ替えると
APNのユーザー名やパスワードが消えています。
ご存知かも知れませんが楽天SIMではユーザー名やパスワードが
SIMカードごとに別になっています。
そんなの覚えてないし、どこにもメモしてない。
ということで自宅に帰るまで文鎮と化してしまいました。
APN設定はメモっておくべきことを思い知らされました。

で、自宅に帰って同伴者のスマートフォンもSIMを戻すと
こちらはユーザー名もパスワードも消えておらず、なんとそのまま使えます。
2台の状況の違いを考えると空港のチャイナモバイルのおねーさんが
いじったことが原因としか思えません。
そしていじられたスマートフォンが帰国後じつに調子が悪い。
一旦つながれば特に問題はないのですが、
電源を入れたときなかなかLTE回線に接続してくれません。
そして3G回線だとぶつぶつ切れて話になりません。
これもチャイナモバイルのねーちゃんの仕業かとブチ切れそうだったのですが、
単なる私の設定ミスでした。
[設定]アプリケーションの[ネットワーク]-[テザリングとネットワーク]-
[モバイルネットワーク]-[アクセスポイント名]メニューの[手動設定]で
[認証タイプ]を"PAPまたはCHAP"に設定していませんでした。
これを直すと絶好調になりました。
チャイナモバイルのお嬢様、疑ってすいませんでした。

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