USBケーブル(A-mircoB)でPCにつないでみました。
接続するとWindowsでは"LG PC suite"なるアプリケーションのインストールをさせられます。
これはスマートフォンとのデータ同期ができるようなこのアプリケーションなのですが、
多分デバイスドライバの類も含まれていると思われ、
入れてないとトラブルになりそうなので素直にインストールすることにしました。
ネットからダウンロードするのですがファイルサイズが大きいのには閉口します。
そういえばSAMSUNGにもKiesなんてものがありますが、
韓国メーカーってこういうの好きなんでしょうかね?
さて、そのときisaiはどうなっているかと言えば、
USBケーブルがささったっぽいアニメーションがちょっとだけ表示されるのは軽くスルーして、
[通知バー]に現れた[USB接続済み]をタップし、
[USB接続方法の選択]アクティビティを表示させます。
- 充電
- メディア同期(MTP)
- テザリング
- LGソフトウェア
- 画像の送信(PTP)
PC側に余計なことをしてほしくないときに[充電]が選択できるのは意外に気が利いています。
MTPやPTP(isaiがデジカメのように振舞う)は多くのAndroidスマートフォンで使えますが、
先にインストールした"LG PC suite"と同期したい場合は[LGソフトウェア]を選びます。
そして非常に便利なのが[テザリング]です。
これはisaiがUSBモデム(ネットワークインターフェイスとして認識されるので
正確にはモデムではない)になってくれます。
ただしキャリアとテザリングのオプション契約を結んでいる必要はあると思われます。
もちろんWi-FiによるテザリングならPCと無線でつなげるわけで、
そっちの方がより便利ではあるのですが、カンファレンスの会場なんかに行くと、
みんながモバイルルータを使っているためにWi-Fiが非常に混み合い、
実質役に立たないなんてことが起こりがちです。
そんな時、PCとモバイルルータを有線で接続するUSBテザリングは威力を発揮します。
いやまあ3G/LTEの混み具合がひどければ関係ないのですが。
もうひとつUSBテザリングがいいのは、
3G/LTEのみならずWi-Fi経由でもインターネットにアクセスできることです。
PC側では外部アクセス回線を気にする必要はなく、
本来isaiでしか利用できないWi-FiサービスがPCからも間接的に利用できてしまいます。
USB接続ならではで言うと当然adb接続もできます。
isaiの[設定]アプリケーションの[端末情報]-[ソフトウェア情報]メニューで
[ビルド番号]を7回タップすると、[開発者向けオプション]メニューが現れるので、
そこの[USBデバッグ]を有効にすれば、すでにWindowsからadb接続できるはずです。
ではMacにUSB接続するとどうなるでしょうか。
デスクトップに一瞬"LGE Mobile"ドライブが出現するので何かインストールするのかと思いきや
ここには何も入っていません。
しかし何もインストールしなくても特に困ることはありません。
isaiの動作モードが[メディア同期(MTP)]なら別途インストールしている
Android File Transferが立ち上がりますし、
[画像の送信(PTP)]モードならiPhotoが立ち上がります。
[テザリング]モードならisaiをルータとした3G/LTE/Wi-Fi経由の通信が可能です。
Mac版の"LG PC suite"も用意されているので、
インストールしていれば[LGソフトウェア]モードで同期が可能です。
なお、Mac版の"LG PC suite"はLGのサポートサイトから[PC Suite]タブで[Mac OS]を選択し、
[モバイル製品に関するダウンロード]をクリックすることでダウンロードできます。
ところでこのページの[推奨環境]の[必要ソフトウェア]に
"Windows Media Player 10 又はそれ以降のバージョン"なんて記述があるので、
そんなものあるのかと探してみるとマイクロソフトのサイトにありました。
が、Telestreamから"Flip4Mac Player"を入手しろと書いてあるだけでした。
もう持ってるって。
話を戻しますが、もちろんadb接続もそのまま可能です。
adbツールはインストールしているなら通常
"Applications/adt-bundle-mac-x86_64-201?????/sdk/platform-tools/"にあります。
こうして一見便利に自動化されているisaiのPC接続は、
ホストPCをLinuxにするととたんに大きなお世話となります。
私の場合Ubuntuにadb接続できればいいので、Ubuntuで以下を実行します。
$ echo '0x1004' >> ~/.android/adb_usb.ini $ su - # echo 'SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="1004", MODE="0666", GROUP="plugdev"' > /etc/udev/rules.d/isai-lgl22.rules # chown root:root /etc/udev/rules.d/isai-lgl22.rules # chmod 644 /etc/udev/rules.d/isai-lgl22.rules # rebootここで出てくる0x1004はVender IDで、
USB接続してからLinuxなら"lsusb"を実行すれば分かりますし、
Windowsなら[デバイスマネージャ]の
[ADB Interface]-[AndroidNet Sooner Single ADB Interface]のプロパティの
[詳細]タブの[デバイス インスタンス ID]で分かります。
ちなみに、PCとしてどのOSを使うにしても、
adbを実行するにはあらかじめAndroid SDKをインストールしておく必要があります。
少々古い投稿ですが、こことかこのあたりを参考にしていただければいいかもしれません。
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