2010年10月8日金曜日

WindowsXPでAHCIを

比較的新しいPCだとHDDがSATAなため、
XPをインストールするのがしんどかったりします。
私も2年以上前に FMV-BIBLO MG/A75 にXPを入れるのに苦労したのですが、
そのときの記憶をすっかりなくしており、
このたびもう一度苦労することになってしまいましたので、
メモを残しておこうと思います。

XPをSATAのHDDにセットアップする際には、
フロッピーディスク上のSATAのデバイスドライバを読み込ませることで
通常通りにインストールできるはずですが、
USB接続のフロッピーディスクドライブを利用していると
うまくいかない可能性があります。単なる不具合ですが。
運悪くこれにあたると以下のような感じで回避することになります。
以下 FMV-BIBLO MG/A75 での操作になりますが、
適当に読み替えれば他のPCでも似たような方法で何とかなります。

最初にBIOS設定で[詳細]-[その他内蔵デバイス設定]-[AHCI設定]を
"使用しない"にします。
それでXPをインストールしてそのまま使っても問題ないのですが、
折角なのでAHCIモードで利用したいところです。

その場合、Intelのサイトから"iata96cd.exe"のようなファイルを取ってきて
実行すればいいのですが、
なぜかエラーが出てインストールできないことがあります。
そのときはエラーが出た状態にして、
c:\windows\temp にIIF2ディレクトリができているので
これをどこかにコピーしてから、iata96cd.exe を終了します。
もしかするとあらかじめ
dotNetFx40_Full_setup.exe,dotnetfx3.exeを
インストールする必要があるかもしれません。

続いて、デバイスマネージャの
[IDE ATA/ATAPI コントローラ]
-[Intel(R) ICH8M 3 port Serial ATA Storage Controller - 2828]
のコンテキストメニューから[ドライバ更新]を選び、
各状況で、"いいえ、今回は接続しません"、
"一覧または特定の場所からインストールする"、
"検索しないで、インストールするドライバを選択する"を
選択して進んでいきます。
[互換性のあるハードウェアを表示]のチェックを外して
[ディスク使用]をクリックし、
[製造元のファイルコピー元]を先に"IIF2\Drivers\x32"を指定して
"Intel(R) ICH8M-E/M SATA AHCI Controller"を選択します。
ドライバの更新警告ダイアログが出るがそのまま突き進めばかまいません。
最後にBIOS設定で[詳細]-[その他内蔵デバイス設定]-[AHCI設定]を
"使用する"にして再起動すれば完了です。

ちなみに、FMV-BIBLO MG/A75 では
XP用のドライバは本体同梱のアプリケーションディスク1の
Ezsprディレクトリ内にあり、
Ezspr\DrcCdSrc.exe を実行して[機種名]に"FMV-MG/A75"を選択し、
各々インストール、あるいはインストール後に
デバイスマネージャからドライバ更新を実行したり、
Windows Update することでセットアップできますが、
無線LAN、有線LAN、オーディオ、グラフィックドライバは
各チップメーカのサイト等から探してくる必要があります。

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