2006年9月6日水曜日

メール環境改革 - メーリングリスト

本格的なメーリングリストとして ezmlm-idx を利用します。
また、Web上で管理できるよう qmailadmin も利用します。
ついでに仮想ドメインに対応する vpopmail も入れますが、
私にとっては必要ないので、仮想ユーザに対する POP3 等は提供しません。
今回、メーリングリストのドメインにはサブドメインを割り当てますので、
DNS サーバへの設定も必要となりますが、これはすでに完了しているとして話を進めます。
最初に以下を実行します。
なお、'<','>'で囲まれている文字列に関しては'<','>'も含めて適当な文字列に置き換えてください。

# emerge net-mail/ezmlm-idx-mysql
# /usr/bin/mysql_install_db
# rc-update add mysql default
# /etc/init.d/mysql start
# vadddomain <sub domain name>
# echo 'net-mail/qmailadmin ~x86' >> /etc/portage/package.keywords
# emerge net-mail/qmailadmin
# vi /etc/apache2/conf/apache2.conf
↓ 以下を最後に追加
<Directory /var/www/localhost/cgi-bin>
AddDefaultCharset EUC-JP
</Directory>
# /etc/init.d/apache2 restart

その後 Web ブラウザで http://<サーバ名 or IPアドレス>/cgi-bin/qmailadmin を開くと設定画面が表示されます。
ユーザは "postmaster"(管理者)、ドメインとパスワードは先に vadddomain を実行した際に入力した物となります。
ログインできたら "新しいメーリングリスト" へ進み、各種設定を行います。
たとえば、ここでメーリングリスト名に "admin" を設定すると "admin@<sub domain name>" がメーリングリストの送信アドレスとなります。
なお、プレフィックスに "admin:#" とすると自動的にメールのタイトルの頭に "[admin:1]" 等が付加されます。
メーリングリストへの参加等はこの Web 設定ページで管理者が制御できますし、
各個人が admin-*@<sub domain name> にメールを出すことでもできます。
このあたりは ezmlm や qmailadmin のマニュアルを参照ください。

これでメーリングリストの運用ができす。
次回はこのメーリングリストの過去メール(アーカイブ)の Web ブラウザでの閲覧について書きます。

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