この香港旅行の最大といってもいいくらいの目的、
約20年前に住んでいた廣播道を訪れてみました。
紅ハム(石へんに勘)駅からかつてMTRで九龍塘駅に向かいます。
この路線、かつてKCRが運営していたのですが、
どうも数年前にMTRと統合されてしまったようです。
九龍塘に着いてびっくり、巨大なショッピングモールができています。
ここから旧KCRの駅から沙福道に行くのに迷いまくって
かなりの時間を要してしまいました。
沙福道には当時屋台がいくつかあり、
カレースープみたいなので小さいたこ焼きを煮た様なもの(名前なんだっけ?)
なんかが売ってありましたがそんなものの面影もありません。
この道は廣播道へのミニバスがたくさん止まっていましたが、
乗り場も九龍塘駅の地上部分に移っているようです。
ちなみにミニバスの運賃はHK$3.9でした。
当時はHK$1.5だったと記憶しています。
さて、ミニバスもいいのですが折角なので予定通り廣播道まで歩いてみました。
細かいところでは変わっているものの、
大きくは変わっていないのですが、
日本人学校への通学バス乗り場だった金城道あたりはかなり変わっています。
当時あったパークン(スーパーマーケット)や飲茶の店が見当たりません。
そして廣播道の入り口付近にあった大きな公園も
多数のマンションが立ち並ぶ住宅地へと変貌しています。
ここの公園には啓徳空港の滑走路がよく見えるところがあり、
行ってみようと思っていましたが、この時点で断念しました。
気を取り直して廣播道へ上ってみました。
以前あった、イギリス陸軍(インド系?)の宿舎はなくなり、
跡に高いマンションが建っていますし、
テレビ局の位置が変わっているような気がします。
私が住んでいた当時、火事になったり
強風で鉄骨の飾りが曲がったりとお騒がせだった
亜州テレビがどこかに移ってしまったようです。
建物が大きくなったのと、ついでに街路樹も大きくなって
ライオンロックが見にくくなってしまいいています。
ここは高級住宅街として生まれ変わっている最中のようで
数年後にはさらに劇的に変わるかもしれません。
ちなみに、私が住んでいたマンションは今も健在でした。
ビルの壁は塗りなおされ、
門はより頑丈で警備が厳しくなっていましたが、
形は全く変わっていませんでした。
そろそろ再開発の対象になるかもしれませんね。
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