2023年8月7日月曜日

惣菜売り場での会話

先日、よく行くスーパーマーケットの惣菜売り場で
店員二人が会話しているのに出くわしたのですが、
普通に客もいるのに立場的に上と思われる店員Aの声がわりと大きく、
話が漏れ聞こえていて、結構興味深かったので
ちょっと離れた場所で聞き耳を立てていました。

惣菜は通常作ってから時間が経つと、
在庫になって廃棄するよりはマシということで、
10%引きとか、最高で半額まで値引きして売り切りにかかったりします。
そのことについて店員A曰く、
とにかく値引きシールを見るとイライラするので、
そんなもの貼らなくて済むように色々考えて作れと。
店員Bは、きっとよくある状況なんでしょうか、
聞き役に徹し、というより聞き流している感じ。
店員Aは同じようなことをくどくどと言っていて、
解決方法や画期的なアイディアを出すということもなく、
とにかくイラついている様子。
生産性のない会話です。というか客の前でする話じゃないでしょ。
これがバレたら後で、さらに上の店員から説教食らうことでしょう。

まあそれはともかく、店員Aの気持ちはわからないではなく、
ただ、目当ての惣菜に割引シールが貼られるのを
店内をぐるっとしながら待つタイプの私としては、
ちょっと申し訳無いなあと思ったりもします。

ところで最近量産型リコのテレビドラマを視ました。
その中でそういう惣菜の割引情報をスマートフォンのアプリで
調べられるようなサービスを開発していて、
現実にもそういうサービスが既にあるらしいのですが、
その実用性について都市部でどうかはともかく、
私の身近では、割引シールを貼る前に結構商品ははけていきますし、
貼ればわりと売れていきます。
割引情報を得てから店舗に行ったところで売り切れのリスクがあります。
店舗側にしてもリアルタイムでの情報更新は難しいでしょうし。

それよりも値引きしなくても済むような生産計画や
値引きのタイミングをギリギリまで遅らせても売り切るための
支援システムの方が売れそうな気がします。
ただ大手なんかは集めたPOSのや支払いの情報をビックデータとして
既に色々分析している気もします。
例えば私はいつも同じ電子マネーで支払いをしていますが、
私の来店曜日や時刻、惣菜の好み、購入している惣菜の割引率など、
全部店側にバレているはずで、
なんなら「割引おじさん」とか二つ名が付いている可能性すらあります。
で、分析結果からこれはあと30分は割引しなくていい、
などとシステム(AI?)から助言を受けるようなことはあってもいいかと。
となると客たるこちらとしては来店傾向を迷彩化するとか、
いろいろ手を打つことになり、
売り切りと廃棄のチキンレースが展開されることに。

ん、これ何の話だっけ?

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