2015年6月16日火曜日

ウェブページからメール送信

ウェブページで訪問者から何らかのメッセージを送信してもらうような場合、
最近ならウェブアプリケーション内で処理してしまうのが普通です。
すなわち、Facebookや各種ブログのように、自分が次にログインした時に
他人から届いたメッセージが読めるというようなシステムです。
企業の問い合わせページなんかでも同様のシステムが採用されている例が多いのではないでしょうか。

そこまでのシステムがなくても、ウェブページ上のフォームに色々入力してもらって、
その内容をPHP等で組んだスクリプトに渡し、
そこから特定のメールアドレスにそれら内容を含んだメールを送るようなこともできます。
特に難しくもなく、Apache+PHP程度のサーバで実現可能です。
この方法のいいところは、如何にもウェブアプリケーションっぽく見せられることと、
送信先メールアドレスを送信者から隠せる事だったりするのですが、
逆にそのメールの送信元が入力者のものではないのが問題になるかもしれませんし、
最近はSPFやらDKIMやらの関係で勝手メールサーバの肩身が狭いなんてこともあります。

ではそういう問題もなくもっとローテクでできないかというと、
いにしえからのmailtoスキームは今でも使えます。
<a href="mailto:<送信先メールアドレス>">クリックしてメール送信</a>
HTMLファイルになどと入れておいてこれをクリックさせれば
そのクライアント環境で利用可能なメールアプリケーションが起動し、
入力者はメールを使っていことを意識しながら送る事ができます。
もしメールの件名や本文にテンプレートをあらかじめ表示したければ、
先の<送信先メールアドレス>の部分を
<送信先メールアドレス>?subject=<件名>&amp;body=拝啓%0a%0d<本文>%0a%0d敬具%0a%0d
の様にすることで可能です。
さすがにこんな手を使っているサイトをとんと見た記憶がありませんが、
記憶の隅にでも止めておけば最後の手段として有効かもしれません。

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