2013年7月4日木曜日

WebPを作る

自然画(フルカラー)の画像ファイルといえばやっぱりJPEGです。
そもそも256色までのGIFや、標準では無圧縮のBMPはおいておくとして、
可逆圧縮が必要ならPNGは悪くないものの、圧縮率を考えるとやっぱりJPEG一択です。
過去ウェーブレット変換なJPEG2000も登場してちょっとだけ期待した時期もありましたが、
最近は名前すら聞かない寂しい状態です。
そんな画像フォーマット対決にGoogleがWebPで挑んですでに2,3年が立ちますが、
やっぱりお世辞にも普及したとはいえません。

しかし前日使ってみてびっくりしました。
カメラで撮った6MBのJPEGをWebPにすると320KBに縮まりました。
あまりの小さくなりようににわかには信じられなかったのですが、
画像サイズはそのまま保持されています。
拡大して比べるとたしかに看板の小さな文字がつぶれていたりはしますが、
普通に見る分には私の目はほぼ節穴なので大して気にもなりません。

もちろんWebPに対応したソフトは多くなく、互換性の面で問題もありますし、
いろんな意味でいまさら数MBを必死に節約しようとも思わないのですが、
Chromeブラウザが対応してくれているので私にとってはそれで十分だったりします。
個人的に活用してみようかと考えているところです。

ところで先に話題にしたJPEGをWebPに変換する方法について書いておきます。
WebP関連のダウンロードページで、
[Search] "All downloads" [for] "webpconv" を検索すると、
"webpconv-win-0.0.5.zip"がダウンロードできるので解凍して、
そのディレクトリに適当なJPEGファイルをコピーし、
そのJPEGファイルを"webpconv.exe"にドラッグ&ドロップすると
拡張子webpの同名ファイルが出来上がります。これがWebPの画像です。
Chromeにドラッグ&ドロップすると表示できます。
もちろんWebサーバ上においておけばネットワーク越しに閲覧できます。
コマンドラインで引数をつけるといろいろできるみたいなので興味のある方は遊んでみてください。

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