私はJavaが登場当初からあまり好きではありません。
JavaといってもJava scriptではないバーチャルマシン上で動かすほうの本物のJavaです。
"Write once, run anywhere"という理念はすばらしいと思いますが、
基本的に人の土俵の上に新たな土俵を作るようなやり方は私の好みではありません。
この点はApple創業者の故スティーブ・ジョブス氏と同意見です。
同じ理由でAdobeのFlash/Airも好きではありません。
それを言い出すとMicrosoftの.Net Frameworkや、
個人的にGoogleが買っちゃえよと思っているQt、
あるいはPHPやPythonだって見方によれば"土俵の上の土俵"ですが、
そっちはあまり気になりません。
なぜかって、それは単なる私の好みの問題です。
さて、あまり好みでないAdobe Flash/Airもちょっと使う分には便利だったりします。
Androidアプリケーションを作るにも普通にJavaを使っていますし、
別に嫌いなものは絶対使わないということでもないんですよね。
単なるツールですから適材適所で使えばいいわけです。
で、Flash/Airの開発環境についてちょっとだけ書いてみたいと思います。
いや、実際には大して知識も無いのでそれぐらいしか書けないのですが。
もちろんAdobeの利益にならないよう(?)に開発環境は無料でそろえます。
といってもFlashDevelopをインストールするだけで自動的にそろいます。
現時点での最新バージョンは4.3.0です。
デフォルト設定でインストールすれば必要なものが自動的にダウンロードされます。
ただ.Net FrameworkとJavaは手動でのインストールになります。
はまったのがWindows8へのインストールです。
FlashDevelopでは.Net Framework 2.0 SP1相当(4.0でもOK)が必要らしいのですが、
これがいろいろ試してもインストールできません。
[コントロールパネル]の[プログラムと機能]から
[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックし、
[.NET Framework 3.5(.NET 2.0 および3.0を含む)]を有効にすることで解決できました。
って、そんなの気付かないって。
他のトラブルとしてFlashDevelopのデフォルトの設定ではインストールの途中で
Flex SDK(flex_sdk_4.6.0.23201B.zip)、AIR SDK(air_sdk_3.6.0.zip)、
デバッガ(FlashPlayerDebugger.exe)をダウンロードしようとするのですが、
プロキシ経由でのダウンロードはできないようで失敗してしまいます
(FlashDevelopのインストール自体は成功)。
私の場合はflex_sdk_4.6.zipを手動でダウンロードし適当なディレクトリに展開し、
FlashDevelopの[Tools]-[Programs Settings]メニューで[Settings]ウィンドウを開き、
Pluginsの[AS3Context]を選択して[Installed Flex SDKs]プロパティを選択し、
値の右端[...]ボタンをクリックすると[IntsalledSDKコレクション]ダイアログボックスが表示されるので、
それの[Location]-[Path]プロパティにflex SDKへのパスを設定するとうまく動きました。
試していませんがflex SDKを"C:\Program Files\FlashDevelop\Tools\flexsdk"に
展開するだけでいいような気もします。
なお、AIRアプリケーションからプロキシを介してインターネットにアクセスする必要があるなら、
[コントロールパネル]-[Java]から[Javaコントロール・パネル]ウィンドウを開き、
[一般]タブの[ネットワーク設定]ボタンをクリックして開いたダイアログボックスから
プロキシサーバを設定しておきましょう。
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