2012年4月2日月曜日

Splashtop Remote Desktop


最近iPadでソフトを買ったので紹介します。
今、家で私が使っているPC(Windows、GUI付きLinux)では、
例外なくVNCサーバーが動作しており、
iPadやネットブックにインストールしたVNCクライアントからアクセスしています。
Windowsからだとほぼフル機能使えますし、
iPadだとキーボードとか日本語入力とかいろいろと面倒なことがあるのですが
まあ大した用途に使っているわけではないので、
特に問題もなく結構間に合ってます。

ところでシーズンの始まったF1の情報を見ようと
f1.comの live timing を見たところ、
これはJavaで動いており、iPadのsafariでは見られません。
そこでiPadで専用アプリをダウンロードしようかなと思ったのですが、
ありえないぐらい値段が高い。
ということでPCを立ち上げてiPadからVNC越しに見るのがよいという結論に達しました。

それをきっかけに、何でもPCでやらせてiPadをモニタ代わりにする
AppleTVを実現してみようと思い立ち、
VNCであきらめていた動画対応ができる類似ソフトがないかなと探してみると…
ありました、Splashtop Remote Desktop です。
有料ですが十分安い。
独自方式で汎用性はないかと思いきや、
Windows版、Mac版のサーバ/クライアントソフトはそろっています。
サーバソフトはここからダウンロードできます。
Linuxには一切対応していませんが、まあ仕方がありません。
従来どおりのVNCを使えばいいことですし、
そもそもLinuxで動画を見ようとも思いませんし。

使ってみた感想ですが、
iPadでMPEG2HDやWMVのビデオも観られますし、
VNCのような画面表示の引っかかり感がなくて快適です。
PCの解像度をiPadの解像度にあわせて自動的に変更できるので、表示もきれいで見やすいです。
ただし、接続してからiPadで画面が表示されるまで1分ぐらい待たされるのは気になります。

またiPad側から音も出ます。
ただ、PC側の音量を変える(ミュート含めて)とiPad側も音量が変わります。
本当はPCをミュートしてiPadからだけ音を出すようにできればよかったのですが、
どうもできないみたいです。

全体的にかなりよくできたアプリケーションで、
出先からSSHトンネル張ってVNCというような用途については
引き続きiSSHやiTeleportを使うとしても、
自宅内で作業するのには最適ですね。
かなりのお勧めです。

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