LinuxをIPv6対応NTPサーバにして時刻配信を配信する方法について書いてみます。
ただし、ディストリビューションは Gentoo 2007.0 で、
IPv6サポート有効でビルドされているとします。
まずは以下を実行します。
USE="ipv6" emerge -pv net-misc/ntp
USE="ipv6" emerge net-misc/ntp
設定ファイル"/etc/ntp.conf"に上位のNTPサーバを登録します。
もしすでにNTPサーバ"192.168.1.1"が存在するなら以下のように変更します。
server 192.168.1.1
NTPサーバは日本標準時に直結したNICTの"ntp.nict.jp"なんてのもありますが、
各ISPが独自で立てたりしているのでそちらを使ったほうがいいかもしれません。
設定が完了したらntpデーモンを起動します。
# /etc/init.d/ntpd start
マシン起動時に自動起動されるには
# rc-update add ntpd default
を実行しておけばよいでしょう。
ちなみにNTPクライアント(ntpd,ntpdateコマンド)から問い合わせに行ったとき
no server suitable for synchronization found
のようなエラーがでることがありますが、
これはアクセスしたNTPサーバの時刻がまだ安定していないためにエラーになるのであって、
起動から相応の時間が経てばこのエラーは消えます。
一日経てば確実に消えると思うので、気長に待ちましょう。
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