2009年3月13日金曜日

IPv6が使いたい


最近IT系の雑誌記事でよく目にするのですが、
IPv4アドレスの残数が本当にやばくなっているみたいです。
とかいいながらIPv6に本気で対応できているプロバイダが
見当たらないのは困ったものです。
使いたくても使えない…


NTTのフレッツ系だとIPv6に対応はしていますが、
閉域網なので役に立ちません。
というか、閉域網なのにIPv6を使う意義がよくわかりません。
IPv4でクラスAのプライベートアドレスふっておけばほとんど問題なく、
むしろ便利だと思うのですけどねぇ。
多少の注意点はあるものの運用で十分カバーできるでしょうし。


ではそのほかはどうかというと、
最近面白いかもと思っているのはOCN IPv6だったりします。
月額300円程で固定IPv6プリフィックス(アドレス)と
非固定IPv6プリフィックスの2回線同時ログイン権がもらえるのは
最初意味がわかりませんでしたが、
ユセージケースを思い浮かべると納得です。
自宅の機器に固定のIPv6アドレスをふっておけば
グローバルなIPv6ネットワーク経由でどこからでも直接アクセスできます。
出先でグローバルなIPv4しかなくても、
そのつど非固定アクセス権でIPv6にログインすればアクセス可能です。
試験サービスではありますが、
「OCN IPv6 モバイル」でIPv4とIPv6の変換をすることで、
インターネット上のIPv4ネットワークと自宅のIPv6機器間接続もできます。
自宅ネットワークでport proxyを運用することで、
自宅内のIPv4機器への外部からのアクセスもIPv6経由でサポートできますし、
なんならIPv6上のVPN接続とブリッジ接続を組み合わせて
自宅IPv4ネットワークに透過的に参加することだってできてしまいます。
まあ、将来実現されるネイティブIPv6グローバルネットワークよりは劣りますが。


このICN IPv6、価格も安いですし便利そうなので使ってみたい気もしますが、
そこまでして何をしたいのかといわれると大して思いつかなくて…
ただの実験用になってしまいそうなので、加入には躊躇しています。


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