2009年1月16日金曜日

地上波アナログTV放送


昨年末日から自宅のアナログテレビが1つ減ったこともあり気付かなかったのですが、
先日から地上波アナログTV放送では画面右上に「アナログ」の文字が
常時表示されるようになっているようです。
まあ、OSDでチャンネル表示がされていても
気にも留めないうちの家族にはとってはたいしたことではありませんが、
ダビング10回避のためわざわざアナログで録画している方などにとっては
いじめと捕らえているのではないでしょうか。
ちなみにデジタル放送では画面右上に常に放送局のマークが表示されていますから、
それにあわせただけと捕らえることはできます。


さて、これを機会に地上波アナログTV放送の終了スケジュールについて調べてみました。
総務省のサイトを探ってみましたが見つけられなかったので、
ソースはこちらになります。
これによると、停波まで残り2年となる今年7月からは、
一部の番組でレターボックス表示となるようです。
映画の放送などで画面上下が真っ黒になり表示部分が横長になるあれですね。
同じ番組をアナログ放送とデジタル放送で見比べると、
デジタルの画面の左右両端を切り落としたものをアナログで放送しており、
各番組ではこの切られた部分にはあまり意味のある情報は表示されないようになっています。
この7月からは一部番組では左右両端を切らずにアナログ放送にのせられるため、
ドラマの演出などではこの部分を積極的に利用してくる可能性もあるでしょう。
ただし、画面の上下両端が黒く塗りつぶされることになります。
そして、この黒い部分にアナログ放送の終了告知が表示されるようになるそうです。
ところでここで疑問があります。
撮影をハイビジョンカメラ(画面の縦横比が16:9)で行っている番組については
先の表示方法となりますが、
撮影を通常のカメラ(画面の縦横比が4:3)で行っている番組はどうなるのでしょうか。
この場合アナログではそのまま放送し、
デジタルでは左右両端は壁紙を表示(あるいは黒く塗りつぶし)しています。
多分レターボックス表示の対象外になるのだとは思いますが。


さらにその次のスケジュールですが、停波まで残り半年となる2011年1月からは、
すべての番組がレターボックス表示され、
画面の上下両端が黒く塗りつぶされた部分に
常にアナログ放送の終了告知が表示されるようになるようです。
そして、停波まで残り3週間となる2011年7月1日からは、
どうも番組は放送されず、
「アナログ放送は終了しました」という画面しか表示されないようです。
そして、2011年7月24日には停波して、砂嵐しか見えなくなるということです。
本当に初めて知ったのですが、アナログテレビが粗大ごみと化すのは、
2011年7月24日ではなく7月1日だったんですね。
もちろんスケジュールどおりに進むならですが。


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