2015年2月25日水曜日

ファイル分割

だいぶ前に分割されたファイルを受けとりました。
大容量記憶媒体が普及し、ネットワークが発達したこのご時世に、
なぜにファイルを分割なんかするのかと思ったのですが、
最近私自身ファイル分割するはめに陥りました。
たとえ16GBのUSBメモリであっても、
FAT32フォーマットだと1つのファイルのサイズの上限は4GB程度になってしまうんですね。
まったくこんなところに落とし穴があるとは。

Linuxのext4上に保管されている5GBの"x.tar.bz2"をFAT32なUSBメモリ経由で移動させたいなら
$ split -b 3G x.tar.bz2 x.
$ md5sum x.tar.bz2 > x.tar.bz2.md5
を実行します。
すると3GB程度の"x.aa"と"x.ab"、それにハッシュ値の"x.tar.bz2.md5"ができます。
これら3つのファイルをUSBメモリにコピーして移動させます。
移動先のLinuxにこれらファイルをコピーしたら今度は復元です。
$ cat x.aa x.ab > x.tar.bz2
で"x.tar.bz2"ができているはずです。
ただし、これだけでは元のファイルと復元後のファイルの内容が同一であることは保証されません。
そこで
$ md5sum -c x.tar.bz2.md5
でハッシュ値による確認を行います。

フロッピーディスクもMOも見かけることがなくなった昨今でも、
FAT32やRS-232Cなどレガシーはまだまだあります。
そういえばアナログRGB端子もまだ残ってますね。
5年後には廃止するとか毎年聞いているような気がします。

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