私は理系なので昔から当たり前のように関数電卓を持っているのですが最近は使う機会がありません。
というのもWindowsのアクセサリにある電卓(関数電卓)で十分間に合うからです。
PCが立ち上がっていないときでもiPhoneやiPadでslcalcをはじめとした
関数電卓アプリケーションが使えますし、なかなか関数電卓専用機に手を伸ばすことがありません。
もちろん専用機はアプリを立ち上げなくても使えるなどいい点はたくさんあり、
家電量販店に行くと結構品揃えも豊富で
CASIO fx-375ES-Nなんかが置いてあったりします。
さて、公的資格試験なんかでは電卓の持込が可能だったりします。
情報処理技術者試験も昔は持ち込み可でした。
そして今度受ける第三種電気主任技術者試験では今でも可能です。
ところが、ここには関数電卓は含まれません。
それで第三種電気主任技術者試験で使用可能な電卓の条件を満たすものを探すことになるのですが、
[ルート]キーがあるのが絶対的必要条件で、意外に適当なものが手近になく、
仕方がないので普通の電卓を買いに家電量販店などを巡ってきました。
初めにホームセンターに言ってみると、安いプライベートブランド品しか置いてなく、
さわり心地がいまいちだったためやめました。
その後家電量販店を2件はしごしました。
2時間ぐらいあーでもないこーでもないと触っていたのですが、
いまいち納得できるものがなかったのでそこで買うのはやめました。
試験会場で使えないと言われると困るので、とにかく余計な機能やキーがあるものは候補から除外し、
[ルート]キーがあるのは当然として、[AC](オールクリア)キーと[C](クリア)キーがあって、
できれば[←](一桁削除)キーがあり、表示がうっとうしいので[GT](グランドトータル)キーがなく、
あとは価格との相談ということで選定を進めました。
他の条件として、しょっちゅう持ち運ぶわけではないので本体とキーが適度に大きいこと、
有効桁数はそんなに必要ないものの、コンデンサの補助単位(μ等)などを後で計算することにして
取り合えず数字のまま入力してしまう場合など、結構桁数が大きくなってしまうので、
とりあえず12桁ぐらい表示できたほうが不安がないですし、
桁に関連して[00]キーもあったほうがいいかもぐらいなかんじでしょうか。
実はCASIO MW-10A-WE-Nにしようかと思ったのですが、
[0]キーの位置が悪かったので断念しました。
結局ショッピングストアにあったオーロラジャパン DT205TXWを買いました。
仕様的にも価格的にも使い心地も悪くありません。
ところで今回電卓について調べていて初めて知ったのは、
大体どの電卓でも逆数を簡単に求める機能があると言うことです。
CASIO社製だと、<割る数>[÷][÷][1][=]で求められます。
というか<割る数>[÷][÷]<割られる数>[=]と
<割られる数>[÷]<割る数>[=]の結果は同じとなり、
2回目の[÷]を押したときにわかりやすいように"K"が表示されます。
そしてCASIO以外(オーロラジャパン含む)だと、
<割る数>[÷][=]で直接逆数が求められます。
ちなみにDT205TXWの説明書にはこのことは書いてありません。
CASIOと非CASIOのどちらが使いやすいかは意見が分かれるでしょうが、
どうせなら統一してほしかったというのが私の感想です。
もしかすると特許の絡みなのかもしれませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿