電子書籍が早く普及しないかなとずっと思っているのですが、
元年たる2010年から今にいたっても全く普及しそうにない展開になっています。
旅行ガイドとか電子書籍になると便利なんでしょうけどね。
実はそれを期待してiPadを購入したのですが、
そういう意味では全く役に立っていません。
基本的には電子書籍の威力が発揮されるのは、
先の旅行ガイドであったり、参考書っぽいものだったり、
常に携帯していて必要なときにちょちょいと調べられるようなものだと思っています。
一回読んだらもう目を通す機会もないような小説を電子書籍にしたって…
まあ流通コスト等中抜きにして安く提供してくれるというなら
それはそれでありがたいのですが。
電子書籍について販売社と出版社の間でいろいろもめているようですが、
まず電子書籍化すべきコンテンツをはっきりさせたほうがいいと思います。
著作権云々言ってるのは多分小説でしょう。
ANAはCA向け重量2kgのマニュアルをiPad化してペーパレスにしているとのことで、
こういうのが正しい使い方なんですね、きっと。
電子書籍で私が期待しているのは例えばTOEICの学習本です。
いやそれに限らず音楽CDがついているような本です。
今更音楽CDがついてきても
再生できるのがデスクトップPCぐらいしかない環境になってきていて。
TOEICの勉強ならiOSやAndoridの専用アプリケーションであるじゃないか
という声も聞こえてきそうですが、
やっぱり、PCでもiPadでもAndroidスマートフォンでも
何でも使えなければ買う気にならないわけで、
そういうことなら統一フォーマットの電子書籍がいいということになります。
そうは言っても電子書籍が普及するのを待ってもいられないので、
本についてきた音楽CDをMP3ファイルにして
Androidスマートフォンで聞く方法を書いてみようと思います。
まずWindows PCにCDexの1.70(Beta4)をインストールします。
CDをドライブに入れてCDex(C:\Program Files\CDex\CDex.exe)を立ち上げると
多分CDを勝手に読み取ってくれるので
[Convert]-[Extract CD track(s) to a Compressed Audio File]メニューで
全部変換してくれます。
"C:\Program Files\CDex\my music\<アーティスト名>\<アルバム名>"フォルダに
MP3ファイルがたくさんできているはずです。
SDカードの"Sounds"フォルダに"<アルバム名>"フォルダごとコピーして
そのSDカードをAndroidスマートフォンに挿せば、
"Music"アプリケーションから再生できるようになります。
Nintendo 3DSで再生したいなら、
先の"<アルバム名>"フォルダをSDカードのルートフォルダに丸ごとコピーして、
3DSで[ニンテンドー3DSサウンド]を立ち上げれば、
SDカード内を探して"<アルバム名>"を表示してくれるので
そこにアクセスすることで再生できます。
iOSならPC上のiTunesにCDを読み込ませてiPhoneやiPadに転送すればいいです。
iTunesのインストールされたPCまたはMACのドライブに音楽CDを入れて
iTunesを立ち上げると自動的に左ペインの[デバイス]の下に
CDのタイトルが表示されるのでそれをクリックし、
[CDをインポート]をクリックすると[ライブラリ]-[ミュージック]に
トラック毎に1つのファイルが登録されます。
あとはiPad、iPhone、iPod等をUSB接続して同期すれば完了です。
iOSの[ミュージック]アプリケーションから再生できます。
まあここまでしても紙の本を見る必要は残るのですが。
早くインタラクティブな電子書籍が広まって、
文字や絵もディスプレイで見れるようになってほしいものです。
もちろん本命は画面が大きめのタブレットで、
画面が小さいスマートフォンについてはとりあえず見れるくらいでいいので。
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