それらは周波数的に言うとBS21とBS23にあたります。
番号が奇数なのは右旋円偏波だからで、
左旋円偏波は偶数になるのですが日本では使っていません。
ここに16スロット使った以下の6チャンネルが放送されます。
なお、最初の5つは有料放送です。
- IMAGICA BS
- J SPORT 3
- J SPORT 4
- BS釣りビジョン
- 日本映画専門チャンネル
- D-Life
すでにWOWOWを契約している身としては、
これ以上有料放送を見るつもりもなく、
正直あんまり興味がありません。
まあチャンネルが増える分には一向に構わないと思っていたら…
なんと割を食った人がいたんですね。
ソフトバンクモバイルです。
1.5GHz帯で展開されているULTRA SPEEDに電波障害を食らわせているようです。
いやでもBSって搬送波が10GHz超えてたような気がするのですが、これって気のせい?
っと思って調べてみて合点がいきました。
そもそも日本におけるBS放送の利用周波数は11.71398~12.16294GHzで、
帯域は0.027GHz、チャンネル番号nの中心周波数は11.72748+0.03836*(n-1)/2GHzとなります。
BS-21、23は12.09758~12.12458GHzと12.13594~12.16294GHzを噴いていることになります。
片やソフトバンクモバイルの1.5GHz帯は正確に言うと
上り1427.9~1437.9MHzと下り1475.9~1485.9MHzです。
周波数がぜんぜん違うのでなんで干渉するのかと思ったのですが、
今回調べてわかったのはアンテナで受けた後の周波数が問題ということです。
BSアンテナで受けた12GHzの信号を一般的な同軸ケーブルで通すのは減衰がきついので、
アンテナ受信部にて10.678GHz分落とすそうなのです。
多分受信部でヘテロダインとローパスしてるんでしょうね。
そして、アンテナ受信部や同軸ケーブルなどがへたれだと妨害電波として放射されてしまいます。
これがBS21,23だと1419.58~1484.94MHzとなり、
うーん、ソフトバンクモバイルとがっちんこです。
そもそもこの干渉はずいぶん前から指摘されたいたようなのですが、
BS放送なんて大昔から普及していますし、
事後対策以外にどうしようもありません。
ソフトバンクの運が悪かったということなんでしょうかね。
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