2012年1月4日水曜日

タブレットはどうなるのか

昨日のiOSのカーネルはDarwinと知ったというところから
話を発展させたいと思います。

私はiPadはいずれOS Xベースになるべきだと思っています。
iPadはネットサーフィンするには必要十分ですが、
それ以上の作業をしようとすると途端に力不足となります。
それはハードウェアのキーボードがないというようなことではなく、
根本的原因はOS自体に帰結すると感じています。
今 OS X Lion はフルスクリーンアプリケーションの導入によって
よりiOS的になってきています。
Mac App StoreによってiOS並みのアプリケーション配布環境も整備できました。

もし、来年春にも登場するといわれているiPad3で
OS Xも動作可能などということになれば、
来年中にも登場するかもしれないWindows8と
業務用途で真っ向からぶつかることになるでしょう。
Windows8のx86(x64)なタブレットが多分最強になるでしょうが、
本命となりそうなARM版がどういう形になるのかまだ見えていませんし、
OS XなiPadと同様ARMで動くアプリケーションが
登場当初見当たらないということになるでしょうから
パーソナルコンピュータの分野でガチで勝負できるのではないでしょうか。

そうなると手持ちに札がないGoogleは困ったことになります。
正直言ってAndroidは当初の設計どおりスマートフォンのものであって、
タブレット、そこから続くパーソナルコンピュータの分野では
まったく勝負になりません。
Google自身も方針がぶれていましたが、
そのあたり感づいてきたのか、
最後に"クローム"をさりげなくアピールするCMを最近テレビで連発しています。
この"クローム"はおそらくブラウザのことではなく、
OSのことだと勘繰っています。
つまり、タブレット以上のカテゴリにChrome OSを持ってくることを
Googleは決断したのではないでしょうか。

もし私の考えが現実となれば、
スマートフォンより大きい情報機器は
Windows、OS X、Chrome OSの三国志時代に突入することになります。
やっぱり3つ巴っていうのが資本主義時代のあるべき姿ですよね。

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