2011年1月12日水曜日

Nintendo 3DS の加速度センサ

最初に言っておくと8日から10日にかけて幕張メッセで行われた体験会に行ってきたわけではありませんので。

さて、Nintendo 3DS の発売までもはや2ヶ月をきっております。
その間に中国では旧正月をはさむので
いまやフル量産といったところでしょう。
実際いろいろ流出しているようですし…
ダウンロードプレイのからみでリージョン制御は付くでしょうが、
ワールドワイドで単一ハードでしょうから、
後に控える欧米での発売もにらんで
とにかくつめるだけ在庫を積んでいることと思います。
もし欧米での発売日が3月31日より後になるとすれば、
今期末日での賃借対照表の資産の部はすごい数字が踊っているかもしれません。

まあそういう話はおいておいて、
Nintendo 3DSの加速度センサで思いついたことがあるので、
大胆に予想してみたいと思います。
加速度センサというのは何のことはないおもりを可動物で支えたもので、
おもりが慣性によりその場所にとどまろうとする度合いをうまく測定しています。
そんなものを半導体上に作りこんでしまうのですからたいしたものです。
ところで地球上のあらゆる物質は万有引力により地球と引き合いますが、
アイザック・ニュートン大先生の古典力学によれば
それは重力加速度が加わっていると解釈できるそうで、
逆に言えば、地球上で物体が静止していれば、
加速度センサによって下がどっちかわかるということになります。
うーん、アカデミックですね。

何が言いたいかというと、
加速度センサはモーションセンサと呼ばれるように動きを感知できるのは確かなのですが、
動いていなければ下がわかるということで
こちらを積極的に利用したアプリケーションも最近は結構あったりします。
スマートフォンの水準器アプリはまさにその代表ですね。
もちろんAR系のアプリケーションもそうです。
ところで、3DSのような2つ折端末だとどうなるか…
下側に加速度センサがあると
主に上画面を見ながら使うアプリケーションの使い心地が気持ち悪いことになりますし、
上側にあると逆に気持ち悪いことになります。

そこで思いついたのが加速度センサを両側に載せれば
適宜使いたいほうのデータを選べ、
ついでに端末の折りたたみ具合も把握できるのではということです。
はてさて実際の3DSはどうなっているでしょうか?
ちなみにこの予想が外れても苦情を言ってこないように。

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