2011年1月13日木曜日

3GPP2なiPhone

出る出るといわれながら何年も出てこなかった
CDMA2000+EV-DOのiPhoneがついに出てきました。
WCDMA+GSMのiPhone4の通信モジュールがすっかり入れ替わって、
ついでにOS自体がティザリングをサポートしたもののようです。

とはいっても日本国内、すなわちau向けに販売されるかというと
いろんな意味で多分ないでしょう。
使用周波数の違いやSIMカードスロットがないというような問題はもちろんありますが、
何よりauはandroidを前面に押し出しており、
今更iPhoneでソフトバンクの後追いのような戦略は取れないでしょう。
それに回線状況がソフトバンクよりいいとは言っても
通信速度のスペック値で劣ることになるので不毛な中傷合戦になりかねません。
GSMサポートが外されているので海外ローミングはより狭くなりますし、
長い目でみればコンテンツ配信事業のおいしいところを手放すことにもなるでしょう。
ただし、auは他キャリアに比べここ2年ほど劣勢で、
もし今年のandroidが不発に終わるようなら
とにかくiPhoneでなんとかしようなんて流れになるかもしれません。
きっとその頃にはiPhone5が出ていて、
しかもWCDMA+GSM+CDMA2000+EV-DO+LTE+WiMAXなんていうような
何でもあり端末になっているかもしれません。
そうなったらちょっとほしいかも。

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