2006年8月11日金曜日

iPodLinux のインストール

それでは iPod nano に Linux をインストールしましょう。

ただし、これから行う作業の意味が分からない方はインストールしないことをお勧めします。

この作業後に iPod nano が確実に動作することは保障しませんし、

万一壊れた場合にも何のサポートもできませんので。


まず、Windows XP PC に iPod nano を接続して、iTunes が自動的に立ち上がるのを待ちます。

iTunes が起動したら[編集]-[設定]メニューの[iPod]タブの[ディスクとして使用する]チェックボックスをチェックします。

それから iTunes を終了します。

次に前回ダウンロードした ipl-nano-0.2.zip を解凍し、

README を読みながら ipodlinux-installer.exe を実行ください。

iPod nano がリブートするので、今度は Linux PC (今回は knoppix 使用)に接続します。

iPod nano が /dev/sda として認識されたと仮定して、

# fdisk /dev/sda

を実行し、/dev/sda2 のパーティションを作り直します。

その際、第6シリンダから第124シリンダまでをタイプ0xbと設定し、起動フラグを立てておきます。

その後

# mkfs.vfat /dev/sda/2

でフォーマットして

# eject /dev/sda

で iPod nano を取り外します。

これで、Windows PC に iPod nano を接続しなおし、iTunes で普通に音楽ファイルを転送します。

ここまでくれば標準OSでも iPodLinux でもMP3ファイルを再生できます。


ちなみに iPod nano の起動時に[早送り]、[巻き戻し]、[再生]のいずれかを押していると、

立ち上がるOSが切り替わります。

希望のOSが立ち上がるまで試行錯誤してください。

また、iPodLinux を終了 or リブートする場合はメニューから行うのが無難です。


次回は iPodLinux で映像を再生してみましょう。

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