2006年8月31日木曜日

メール環境改革 - 環境紹介

以前予告したとおり、最近メール送受信環境について行った改革を報告します。
最初に改革前の環境について紹介しておきましょう。


私はとある民間企業でソフト系エンジニアをしています。
職場にはもちろん社内LANが整備されているのですが、
いろいろな都合があり、固定IPが複数個付与されるインターネット接続環境を部署で契約しています。
社内LANの制限(技術的、方針的含め)から通常業務に支障えがあるというものありますね。
この環境はDNSサーバを立ち上げており、
インターネットでできることで自由にできないことはないというぐらいの
すばらしい環境を私の方針(趣味?)で構築しています。


というわけ(何が?)で、メールサーバも正副2台準備しています。
2台といってもネットワークと電源は物理的・論理的に同じですから意味があるのかというと微妙なので、
副メールサーバは正サーバに何かあったときにメールを受信するだけの機能しか持たせていませんし、
退役PCなのでスペックもいまどき中古でも手に入らないかもしれないような代物です。
正サーバも少しましな退役PC何ですが機能はてんこ盛です。
ただ、ハード・サーバソフト類ともに頑丈で停電とHDDの空き容量不足、
それに人為的なミス以外で落ちたことはないですね。
ちなみに、このサーバはデュアルNIC構成でもう一方は社内LANと接続されており、
社内LAN側からのhttpプロキシとしても動作させています。


さて、仕事用のメールサーバはというと社内LANからしかPOPできません。
しかし外部メールサーバへの自動転送はできるので、
前述のメールサーバに飛ばしています。
今回このメール転送が廃止になりそう(まだ決定ではない)なので、
自前メールサーバから社内LAN経由で社用サーバに fetchmail でPOPをかけて溜ったメールを引っこ抜き、
インターネットからPOP,IMAP,Webメールできるようにします。
ついでに、procmail で振り分け等もできるようにしておき、
さらに、どのISPからでも自前サーバ経由でメールが送信できるよう、
サブミッションポート等の設定も行いましょう。


次回から小出しにレポートします。
ついでなので、メールサーバの構築から記述することにします。

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