2017年12月27日水曜日

MyPost

最近受け取った株式関連の封書の中に見慣れないパンフレットを見つけました。
日本郵便のMyPostというサービスです。
新手のメールサービスか?

調べて見るとこんなプレスリリースを見つけました。
つまり物理的な封書の代わりになる電子的なもので、
Eメールとの最大の違いは送受信ともに現実の人(法人)であるということでしょうか。
存在確認がきちんとできていて、信書のやりとりにも使えるということでしょうね。
無料でアカウントが作れます。

早速アカウントを作成してみることに。
MyPostのサイトで[ゆうびんIDをお持ちでない方はこちら]をクリックし、
必要事項を入力します。入力したアドレス宛にメールが届くので
それに書かれたURLにアクセスして手続きを進め、
[開設の申し込み]から必要事項を入力します。
これでクラウドストレージとして利用可能になります。

後日、日本郵便から本人限定受取郵便が届き、
それに書かれているオンライン手続きを行うことで
フルサービスが利用可能となります。
これで設定さえすれば各種団体・企業からのメッセージが
受け取れるようになります。私の場合はこれを持って
先の株式関係の差出人からの受け取りを申請しました。
すると1週間程後その指定した企業から手続書類が郵送されてきました。
そしてそれで指示されたオンライン手続きをやらされ、
そちら側のアカウントを作らされるのでした。
ちなみに手続きの完了はMyPostに届いたメッセージで確認できます。
ということで、利用開始はかなり面倒です。
きっとその後が楽になると思いたいところですが、
それよりパスワード管理が増えて面倒なのでもう止めようかと…
MyPost側の認証だけで何とかしてほしいものです。

ところでこのMyPost、まだ試験運用中なのか、
指定できる受け取り先が非常に限られており、
普通の方には役に立たず、
あせって登録するようなものでもないので念のため。

さて最初このサービスが無料と聞いて、運用費の捻出等を考えると
若干胡散臭さがあったのですが、無料なのは受信ということで、
詳しいことは分かりませんが送信は有料ということでしょう。
送る側からすれば、これまで郵送しなければならなかった信書について、
電子的かつ廉価で、なにより信頼のおける方法があるのであれば、
そちらを使わない手はありません。
その送信代金を運用に当てればいいことになります。

将来的にどうなるのかまだわからないMyPost。
信書の代わりとするにはまだ機能的に足りない気もしますし、
今後どうなるのか。

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