2017年12月20日水曜日

Google Home Mini でテレビをオン・オフ

買ってからしばらくはいろいろ遊んでみたGoogle Home Mini。
もっとも役に立ったのは「3380かける1.08は?」に対する答えで、
要は税込価格の確認だったりします。
こんなことが明かになると小学生が計算ドリルのチートに使いだしそうです。

一応毎日布団に潜り込んでまどろみつつ「今何時?」とは訊きますが、
それ以上の役目がないのは可哀想。
で、いろいろ調べていると、死蔵しているChromcastとの連系で
テレビのオン・オフを音声コマンドでできるとか。
早速やってみました。

Chromecast(初代)のHDMI端子をテレビに直接突き刺し、
適当なACアダプタからUSB端子に電源を供給しておきます。
テレビのUSB端子から電源を取ろうとすると、
テレビがオフのときにUSBの電力もオフで電源が入れられないという、
壮大な矛盾にハマることになります。

Google Home Miniを設定するのに使ったスマートフォンで
[Google Home]アプリケーションを立ち上げ、
Google Home Miniのときと同様にChromecastをセットアップするのですが、
ここでちょっとトラブル。
Chromecast(初代)は2.4GHz帯の無線LANにしか対応していないのです。
先にGoogle Home Miniのセットアップを5GHz帯で行っており、
これだと連携に問題があるようで、
結局Google Home Miniを2.4GHz帯に持っていき統一しました。
設定は[Google Home]アプリケーションの[デバイス]メニューから
[Google Home Mini]を選択した先の[設定]メニューで可能です。

さて、Chromecastを挿したテレビの電源を
音声でコントロールするためには設定が必要です。
設定は[Google Home]アプリケーションの[デバイス]メニューから
[Chromecast]を選択して[設定]メニューを開き
[音声操作などを有効にする]項目を[許可]しなければなりません。

またテレビ側がChromecastからのHDMI-CEC制御信号に
応答するように設定する必要もあります。
私が試したLGのテレビ 43UH6100では、
[設定]ボタンで開いたメニューから[詳細設定]-[機器設定]メニューに進み、
[SIMPLINK(HDMI-CEC)]項目を[オン]にすることで対応できます。
ただし同時に[自動電源]項目も[オン]にしなければなりません。
実際に「OK, Google. テレビをつけて」で電源が入り、
「OK, Google. テレビを消して」で電源が切れることが確認できました。

ただし問題も。
Google Home Miniへの音声コマンドによる電源オン時に入力切替が
強制的にChromecastの挿さっているHDMI端子になってしまいます。
Chromecastを使っているのは単に電源を入れたいだけで、
入力切替は直前の電源オフ時のものを維持して欲しいのにorz
まあこのあたりはテレビ側の仕様なのかもしれません。

さらに悪いことに副作用が。
テレビをこの設定にしておくと、テレビの電源を切ったときに
HDMIで接続しているレコーダーの電源も切れてしまうのです。
期待通りの動作ではあるのですが、私にとっては余計なお世話。
それにレコーダーの電源を入れてもテレビはつかない中途半端さ。
このアイディアはボツですね。

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