2016年8月15日月曜日

Windows 10 Anniversary Update インストールトラブル - ストレージ空き容量足りず編

待ちに待ったWindows 10 Anniversary Updateの公開。
普段OSの更新などなかなかしない私ですが、
今回はぜひ使ってみたい機能があったため速攻でアップデートです。

私の手元にあるWindows10搭載機は6台で、メインのMacBook Proに、
ほぼ使っていないバックアップ用の古いデスクトップPC SOTEC PX9515P、
ほとんどジャンクのネットブックEeePC 901、
プリインストールがWindows8.1(32bit)だった
タブレットMouseComputer WN801V2-W最近購入したWindows10(64bit)タブレットONDA V820w
同時に購入したWindows10(32bit)スティックPC Diginnos Stick DG-STK1Bです。

このうち素直にアップデートできたのはPX9515PとDG-STK1Bです。
下り速度数MbpsのADSL環境でたっぷり数時間はかかりましたが。
もちろん1台につきです。
EeePC 901ではダウンロード途中に電源が落ちてしょうがないので、
改めてISOイメージをダウンロードして
作ったインストールDVDからクリーンインストールしました。
まあ電源管理関係に問題があるのか、アップデート後も電源が突然落ちますし、
処理が遅くて常用するのは難しそうですが。
そして2台のタブレットについては共通したトラブルが発生したのです。

最初にV820wのアップデートにかかりました。
Windows Updateで提示された更新をすべてインストールした上で、
以前紹介した"Windows10Upgrade28084.exe"を実行すると、
ディスク領域:PCの空きディスク容量を増やしてください(必要な領域は20GB)。
と出て先に進めません。
[空き容量を増やす]リンクをクリックすると
[ディスククリーンアップツール]アプリケーションが立ち上がったのですが
無駄な努力です。なぜって購入時に13GBしか空いてなかったのですから。
とりあえず保留です。

次にWN801V2-Wです。
こちらはWindows10(初期版)へのアップデート直後に
ストレージの空き容量が15GBありましたが、
Windows Updateによって昨秋公開のThreshold2になり、
結果空きは7GBに減ってしまいました。
その状況で"Windows10Upgrade28084.exe"を実行すると
ディスク領域:PCの空きディスク容量を増やしてください(必要な領域は16GB)。
でストップ。
古いOSへのロールバックデータが大きいので、
[ディスククリーンアップツール]で何とかなるかもしれませんが、
頑張ってギリギリ足りなかったりすると精神的ダメージが大きいので
とりあえず後回しにします。

さて困りました。
それでもなんとかならないものかとネットをあさっていると
少ない空き領域のハード ディスク/ストレージ のパソコンやタブレットを Windows 10 にアップグレードする方法
を見つけました。
このページの項目6が助けになるかも。
要は外部ストレージをつなげということです。
USBメモリUSB HDDを挿しておけばそちらを使って
うまいことアップデートしてくれるようです。しかし問題点も。
外部ストレージはNTFSでフォーマットしておく方が無難なようです。
これだと汎用的に使いまわせません。
しかも、その外部ストレージには以前のWindowsに戻すために
必要なファイルの一部または全部が保存されるそうで、
となるとその外部ストレージはもはやそのマシン専用となってしまいます。
まあ様々なリスクを許容するのなら話は別ですが。

となれば機器にすっぽり収まって邪魔にならない
SDカード(microSDカード)が最適です。
ということで、32GBのmicroSDHCカードを2枚、
新たに購入するはめになりました。
痛い出費ですが、Microsoft税だと思って諦めることにします。
まあ最終的には使いまわしできるので幾分か気分が落ち着きます。

ともかく、microSDカードを挿して
[エクスプローラー]を開き、[PC]をタップし、
SDカードのドライブ(典型的にはDドライブ)のロングタップから
[フォーマット]メニューをタップし、
[ファイルシステム]に[NTFS]を選択して[開始]します。

ところがいざデスクトップ上の[Windows10アップグレードアシスタント]を実行すると、
先の記事の通りになりません。
で、よくよく読んでみると、この記事はWindows7/Windows8.1からの
アップデートに関するもののようです。
ちゃんと読んでからSDカード買えばよかった…orz

ところで、先に示したWindows10のISOイメージダウンロードサイトですが、
それはMacやUbuntuからアクセスした時の話で、
Windowsからのアクセスだと別のページが表示されることに気付きました。
そのページで[ツールを今すぐダウンロード]をクリックして
ダウンロードした“MediaCreationTool.exe”を実行し、
[このPCを今すぐアップグレードする]を選択すると
“8GBの空きディスク容量が必要”と言われます。
[ディスククリーンアップツール]でなんとかスペースを空け先に進むと、
長時間かけてダウンロードが完了した後、またも空き容量が不足と…
しかし今度は
アップグレード用に、ドライブC:¥に4.85GBの空き容量が必要です。
アップグレードのために使用できる領域を空けるには、
必要がなくなったファイルやアプリを削除するか、
次のいずれかのオプションを試してください:
ディスククリーンアップを使って空き容量を増やす
10.0GBの空き容量がある別のドライブを選ぶか、外部ドライブを接続してください
とのことで救済措置があります。
早まって購入した32GBのmicroSDHCカードがここで役立ちます。
そのままアップデートが完走しました。

いろいろありましたが投資の甲斐あり、
2台のタブレットはAnniversary Updateの適用に成功したのでした。

ところで残ったMacBook Proはどうかというと…
別のトラブルの発生です。
それについてはまた別の機会に。

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