2016年2月16日火曜日

SUPERBOWL50後半

現地時間2016年2月7日に開催されたSUPER BOWL 50。
前半に引き続いて後半についてもレビューします。

ということで3Qです。
キックオフがタッチバックになってパンサーズの自陣20yからの攻撃。
1&10でショットガンからラン。
2&10でショットガンから20yのロングパス。ランアフターキャッチでさらに25y。
敵陣35yにて1&10でショットガンからパスを狙うもプレッシャーがきつく投げ捨て。
1&10でドロップバックからのランが10y進むも
プレー後のO#側アンネッササリーラフネスで15y罰退。
1&10でドロップバックからラン。
2&9でショットガンからクイックパスで15y。1stDown更新。
1&10でショットガンからオプションでQBキープ。しかし止められる。
2&11でショットガンからのロングパスはD#に掻き出されて失敗。
3&11でショットガンからのロングパスはサイドラインの外へ。
4&11で44yのFGに失敗。
得点は7-13のまま。
残り時間10:48。ブロンコス自陣34yからの攻撃。
1&10でドロップバックからロングパスで敵陣40yへ。
1&10でドロップバックからラン。
2&8でショットガンから10yのパス、
そしてランアフターキャッチでさらに10yでレッドゾーン内へ。
敵陣17yにて1&10にハードカウントで
ニュートラルゾーンインフラクションを誘発。
1&5でドロップバックからのラン。
2&5でショットガンからエンドゾーンへのパスはオーバースロー。
3&5でショットガンからのパスはD#にカバーされていてドロップ。
4&5で39yのFGに成功で3点加算。
得点は7-16と2ポゼッション差を確保するも、
O#の決定力不足は明らか。
残り時間8:18。
キックオフがタッチバックになってパンサーズの自陣20yからの攻撃。
1&10でドロップバックからプレイアクションで
42yのロングパス。敵陣38yへ。
1&10でショットガンからプレイアクション。
スクリーンパスを受けたWRギンだが走路がなくバックフィールドを逆サイドへ。
2&6でドロップバックからのランで6y前進。
1&10でショットガンからサックされそうになって投げ捨て。
2&10でショットガンからパスを投げるもレシーバーが弾いて
D#がインターセプトしターンオーバー。
しかし無理な体勢から走ろうとしてO#に掻き出されファンブル。
幸いにもD#が抑えてブロンコスボール。
ああいう時は周りのチームメイトがダウンを促さなきゃけませんね。
残り時間5:44でブロンコスの自陣7yからの攻撃。
1&10でショットガンからラン。セカンドエフォートで10y越え。
1&10でショットガンからラン。
2&10でショットガンからサックされる。
3&17でショットガンからラン。
4&15でパント。エンドゾーン内からのキックで敵陣35yまで戻し、
さらにレシービングチームのアンスポーツマンライクコンタクトで15y罰退。
残り時間3:12。パンサーズ自陣19yからの攻撃。
1&10でショットガンからのオプションでRBに渡す。
QBへきちんとスパイしてる。
2&10でショットガンからワイドオープンなレシーバへパス。10y越え。
1&10でショットガンからオーディブルでパス。ブリッツにあって失敗。
2&10でスナップ間に合わずディレイオブゲームの反則。
2&15でショットガンからショートパス。
3&8でショットガンからLBミラーがサック。
4&18でパント。自陣31yから敵陣32yへ回復。
残り時間0:19。ブロンコスの自陣32yからの攻撃。
1&10でドロップバックのランもゲインなし。
ここで3Q終了。

そしていよいよ4Q。ブロンコスが自陣32yから攻撃再開。
2&10でドロップバックからクイックパスで15y前進。
プレー後にD#がアンスポーツマンコンタクトでさらに15y進みオートマティック1stDown。
1&10でドロップバックからQBマニングファンブルするも自分で抑える。
2&15でドロップバックからラン。
3&14でショットガンからパスを狙うもファンブルしてターンオーバー。
パンサーズがフィールド中央から攻撃。
1&10でショットガンからプレイアクション。17yゲインして1stDown更新。
1&10でドロップバックからラン。12yゲインして1stDown更新。
1&10でドロップバックからラン。
2&7でショットガンからラン。
3&5でフォルススタート。パスラッシュが効いてる。
3&10でショットガンからロングパスもドロップ。
このシリーズいい感じで攻めていたパンサーズだが、
結局4&10で39yのFG。
今度は成功して10-16と1ポゼッション差に追いすがる。
残り時間は10:21。
キックオフは久しぶりのリターンで、ブロンコスは自陣24yから攻撃。
1&10でショットガン、ノーバックからクイックパス。
2&8でドロップバックからオーディブルしてラン。
3&6でショットガンからパスもレシーバーはカバーされていて失敗。
4&5でパント。自陣28yから敵陣28yへ陣地回復。
残り時間9:00。パンサーズは自陣28yから攻撃。
1&10でドロップバックからラン。
2&9ではまたもフォルススタート。
2&14でショットガンからパスもDLがチップして失敗。
3&14でショットガンから5yパス、ランアフターキャッチで5y稼ぐも届かず。
4&4でパントとなり自陣35yから敵陣25yへ戻す。
残り時間は7:7。
ブロンコスは自陣25yから攻撃。
1&10でドロップバックからラン。
2&12でドロップバックからラン。
3&9でショットガンからオーディブルをかけてラン。
時間を潰しにかかっているのだろうが、それにしては不安な点差。
4&8でパント。自陣28yから敵陣24yへ。
両チームともパントがよく、D#が持ちこたえて拮抗。
残り時間は4:51。
パンサーズは自陣24yからの攻撃。とにかく点が欲しい。
1&10でショットガンからラン。
2&9でショットガンからパスミス。
3&9でショットガンからパスを狙う。
しかしLBミラーがサックし、QBニュートンがファンブル、
D#が敵エンドゾーン手前でボールを確保してターンオーバー。
残り時間は4:4。ブロンコスはあと4yでTDという千載一遇のチャンス。
パンサーズからすればここを無失点で抑えないと勝利には奇跡が必要。
1stDownでドロップバックからランで2y後退。
2ndDownでドロップバックからランで2y前進。
3rdDownでドロップバックから投げたTDパスはオーバースロー。
しかしD#にホールディングがあり残り2yまで前進。しかも1stDown更新。
そして1stDownでドロップバックからラッシングTD。
RDアンダーソンがうまく体を伸ばしました。
本当はマニングの最後になるかもしれないTDパス見たかったんですけどね。
これで得点は10-22。
ここで1点加えて13点にしても状況は12点の時と変わらないので、
当然2ポイントコンバージョン。
ショットガンからダブルムーブでフリーになったWRフォウラーにパスをヒット。
10-24と2TD差。
残り時間3:8にあっては、パンサーズにとって精神的ダメージが大きい。
キックオフはタッチバックとなり、パンサーズは自陣20yからのTD必須のドライブ。
1&10でショットガンからのロングパスはカットされ、
2&10ではショットガンからLBウェアにサックされ、
3&24ではショットガンから受けたプレッシャーを避けて
スクランブルするも、結局投げ捨て。
この状況ではギャンブルもできず、
4&24でパント。自陣6yから敵陣35yに戻すのが精一杯。
そしてここで2ミニッツウォーニング。
残り時間は1:57で、ブロンコスが自陣35yから時間つぶしのドライブ。
1&10でドロップバックからラン。
パンサーズがタイムアウトをとって時計を止める。
2&10でドロップバックからラン。
パンサーズが最後のタイムアウトをとって時計を止める。
3&7でドロップバックからラン。
時間を消費した後今度はブロンコスがタイムアウトをとって時計を止める。
4&2でパント。自陣45yから敵陣27yへ回復。
残り時間は0:54。
14点を追うパンサーズは自陣27yからの攻撃。
パンサーズが逆転するにはロングパスを通して時間をかけずTDし、
その後のオンサイドキックを成功させてもう一度TDして
オーバータイムに持ち込む他ない。
1&10でショットガンからショートパスし、
ラテラルパスをつないで13y前進。1stDown更新。時計は止まらない。
1&10でショットガンからのロングパスは外へ。時計を止める。
サイドラインではゲータレードシャワー。
2&10でショットガンからショートパスで16y稼ぐ。
残り時間は0:11。
しかしO#のレートヒットの反則でルールにより10秒減算で
残り時間は0:1。これで試合終了。

ということで節目の第50回SUPERBOWLに勝利のは
デンバー・ブロンコスでした。
まあ完全なD#ゲームでした。

さて、試合後のセレモニー。
昨年・その前は紙吹雪が勝利チームのチームカラー3色でしたが、
今回は中立的な黄色一色でした。演出の手抜きか?
まあ屋根無しスタジアムで上から降らせなかったのか、
送風機で巻き上げる方式だったので、
直前のカラー変更に対応できなかったのかもしれません。
MVPはLBボン・ミラーと、途中から予想はついてました。
個人的にはPコルキットはいい仕事したと思います。
ところで毎度お馴染みのビンス・ロンバルディー・トロフィーの授与で
キュービアックHCにトロフィーが渡った時、聞こえたのはブーイングなのか?
私もその気持ちは分からないではありません。

そしてこれが最後の試合とも噂されるペイトン・マニングです。
来シーズンの去就については何も語らなかったものの、
チームとしては有終の美を飾って引退して欲しいでしょうね。
残り1年の契約は金額的にも負担になりますし、
もはやエリートとは言い難い老いた並のQBを
ロースターに入れておくのは戦略上も辛い。
かと言ってかつてティム・ティーボーを切った時のように
きっぱりと切るには世間的に厳しい。
マニングとしてもこの栄光のまま引退するのがいい選択とは思いつつも、
きっとまだプレーしたいでしょうね。

もし現役続行となると円満退団して他チームに移籍
というのが一番あり得るでしょうが、
問題は受け入れてくれるチームがあるのかということです。
契約金をリーズナブルにしてQBコーチとの兼任でもう1年プレー、
その後QBコーチ専任というような条件ならないことはないかも。
それだとクリーブランド・ブラウンズはどうでしょう。
今年のドラフトでQBを1順指名しそうですし、
その新人QBを何年かかけて育てつつ、
第2の人生としてコーチでSUPERBOWLを目指すのも悪くないかも。

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