2016年2月18日木曜日

F2Pのなれの果て

基本無料でアプリ内課金があるようなスマートフォン用のゲームを
頑なに遊ばない私ですが、Nintendo3DS版のポケとるを1年間、
スマートフォン版のポケとるを約半年遊んでみました。
どちらも完全無課金プレーです。

しかし続けていくと、理不尽な強さの敵が時々出てきます。
こんなのどうやって倒すんだよとか不思議だったのですが、
どうやらアイテムを購入してガンガン使うのが正解みたいです。
これ無課金プレーヤーには非常に辛い。
それまでこつこつ貯めていたリソースを吐き出して何とかクリアできればまだましですが、
それでも先に進めそうにないこともあり、身銭を切るか諦めるかという2択になります。
しかもこういうのが定期的に発生し、それを永遠と繰り返すのかと考えると気が滅入ります。
これには終わりに近づくころにまた新たな敵が発生することから、
終わりがまったく見えないのも関係しているでしょう。
やっぱりゲームはエンディングがある方が好みです。
そういうプレーヤーが離れていき、そしてプレー人口が縮小していくと。
これはポケとるに限らずこういうゲームの多くがそうなのかもしれませんが、
こういうやり方をしているとゲーム自体から離れていく方が増えそうで、
任天堂が掲げている「ゲーム人口の拡大」に逆行するような気がします。
もちろん営利企業が運営しているので、
どこかから収入を得る必要があるわけですし、
一部の企業はこの方法で巨万の富を築いたのでしょうが、
ゲーム業界は釈然としない方向へ進んでいるように思えてなりません。
いずれぶり返しがくるのかもしれませんが、
その頃には時代に合ったゲームを開発できるメーカーが消えてる、
なんてオチは止めて欲しいですね。

とにもかくにも任天堂には、そしてNX(仮称)には期待しています。
まあ世間が注目しているのは任天堂のスマートフォン向けゲームみたいですけど。
その第一段となるMiitomoはようやく事前登録開始となったところです。

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