2013年3月5日火曜日

ブルーレイディスク

先日録画したSUPERBPWL XLVIIをDVDに書き出しましたが、
あまり実用的でないことがわかったので
今度はブルーレイディスクに書き出してみることにしました。
その前にブルーレイディスクについての勉強です。
何しろ今までまったく使う気がなかったので大した知識を持っていません。

書き込み可能なブルーレイディスクにはDVDと同様に
ライトワンスのBD-Rと削除も可能なBD-REがあります。
BDの場合BD-REが先に策定されてその派生としてBD-Rが作られた記憶があるので、
多分中身にはそれほど差がなく、性能的にどちらが有利ということはない
(後述のLTHを除く)と思いますし、実際値段もそんなに違いません。
間違って消したくないようなものをBD-Rに書くのが正解なのかもしれません。
あとBD-REならコピーワンスなコンテンツのムーブバックにも
対応できる可能性があるでしょう。

記憶容量については1層25GB2層50GBをよく見かけますが、
BD-XL規格では3層100GBと4層128GB(Rのみ)もあるようです。

BD-Rについては素材によって元からある相変化金属系(HTL: High to Low)と、
後に登場した有機色素系のBD-R LTH(Low to High)の2種類があり、
当初は後者のほうがコストが安くなるという触れ込みでしたが、
今見るとどちらも値段はほとんど変わりません。
メーカーによってはLTHしか出していなかったり、ブランドで分けていたりするようです。
LTHのほうが耐久性が低いなどといわれているようですが、
普通の保存の仕方であればそんなには変わらないのではないでしょうか。
HDDのようにメカ部分の磨耗がありませんし、NANDメモリよりはるかに信頼できますが、
物理的ダメージを考えれば、
超大事なデータは2枚焼いて地理的に別々に保管するのがいいでしょう。

またBD-R/REについて市販されているものにはデータ用とかビデオ用とか書かれており、
後者には私的録画補償金が含まれている関係で価格がちょっとだけ高く、
同一メーカーの同一スペック品で比べる(データ用ビデオ用)と、やはり一枚あたり数円高いようです。
どうやら中身は同じものらしいのでどちらを使ってもいいようですが、
データ用を1枚買ってきて試してみようと思ったものの、
店頭ではデータ用をあまり見かけず選択肢も少なく、かえって高かったりします。
そうなるとPCでデータを焼くためもビデオ用を使えばいいわけで、
わざわざデータ用を選択する必要はなさそうです。
自分が信頼を置く製品(メーカー、ブランド)の安いものを
50枚セットでまとめ買いするのが正解のようです。

ここまで調べていて気づいたのは、
この数年でビット単価はDVDよりBDのほうがはるかに安価になったということで、
BDはデータバックアップの有力な媒体になります。
仮想マシンのディスクイメージなどはDVD(1層)に収まらないサイズの
ファイルやディレクトリも多く、小分けするのもめんどうですし、
2重にバックアップするにしてもコストも手間も少なく済みます。
最近はPC用のBDドライブもBD-U6XLのように安くなっていますし、
何かのついでに買ってもいいかな、という気分になってきました。

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