インターネットはネットワークが集合したものといわれますが、
もう少し大きなかたまりでAS(Autonomous System)が集合したものでもあります。
インターネットに直接つながっている機器には、
それぞれグローバルユニークなIPアドレスが必ず付いており、
IPアドレスとサブネットマスクの論理積をネットワークアドレスと呼んで、
これがネットワークの最小単位となっています。
これらのネットワークをたくさんまとめた管理上の単位がASで、
それぞれにグローバルユニークなAS番号が付いています。
多少乱暴ですが、1つのISPが1つのASを運営しているということになります。
そして、AS同士がつながり経路情報を交換することでインターネットは成り立っています。
日本で利用されているAS番号の一覧はJPNICで見ることができます。
世界で言えばIANAを見ると管理している団体がわかるので、
それがAPNICならここでさらにどの下部組織が管理しているかを確認し、それがJPならJPNIC管理なので日本で利用されているとわかり、
ここで確認できることになります。
また各IPアドレスがどのASに所属しているかはここで調べられます。
tracertの結果をこのあたりで調べていると、
パケットが事業者間をどう伝わっていくのかわかって面白いですね。
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