2012年7月22日にauの旧800MHz帯の携帯電話がサービス終了となりました。
これによりガラパゴスだった電波使用状況が、やっと国際標準と同等になったはずです。
かつて国際ローミングといえばauだった時代から、
国際ローミングではauがもっとも使えなかった時代を経て、
iPhone4Sのような国際標準端末が増えた今、
3大キャリアが並んだような格好にはなっていますが、
CDMA2000系は世界的に見て縮小傾向にあり、
auの国際ローミング先はここを見ても
対応端末が必須のGSMとW-CDMAばかりで、
場合によってはそのまま使えるCDMA2000は少数といういびつな状況です。
800MHz帯再編のauにとってのメリットは、
海外で流通している端末を日本語対応だけしてそのまま持ってこれるということなんでしょうね。
再編していなければiPhone4Sも売ることができなかったでしょうから。
さて、私の手元にはW53SAがあります。
これは新800MHz帯には未対応の携帯電話で、
2012年7月22日以降使えなくなる機種一覧にものっています。
ただし、この機種は旧800MHzだけではなく2GHzでも通信できるため、
2GHzでサービスしているエリアに関しては今後も使えるはずです。
というわけで、すでに退役して久しいW53SAを引っ張り出して
SIMカードを挿ししばらく使ってみました。
残念ながら自宅では圏外ですが、職場では電話もできます。
ただし電波強度は弱めで、建物内部では圏外になる頻度も高いようです。
これって、プラチナバンドを持っていなかったソフトバンク携帯電話と同じ現象?
そういえばソフトバンクは900MHzの利用を明日(2012年7月25日)から開始します。
私のiPhone4SはSIMカードを抜いて運用していますし、
私の住む地域ですぐに電波吹くとも思えないので、
まったく関係ありませんが。
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