2011年5月3日火曜日

iPadにポケモンタイピングDSのキーボードを

日々便利に使っているiPadですが、
やっぱり長文の入力にはキーボードだろうということで、
まあまあお手ごろ価格のバトル&ゲット ポケモンタイピングDSを購入しました。
ついでにゲームも遊べますし。

せっかくなのでまずはポケモンタイピングDSの紹介をしておきましょう。
よくあるキーボードのタイピング練習ソフトを
ポケモンを使ったゲームに仕立ててあります。
私はPC歴、プログラミング歴はかなり長いのですが、
その昔片手に本を持ちながらとか、
本に書いてあるプログラムを打ち込むのに
片手で本を指差したりとかしていたこともあり、
完全なブラインドタッチは出来ません。
まあキー配置はなんとなく覚えているので、
キーボードを見ながらのタイピングスピードは中の上ぐらいだと思います。
で、こんな私なので正直このゲームつらいです。
そんなにうまくなくてもさくさくは進むのですが、
完全なブラインドタッチが出来ないとコンプリートは厳しいです。
英語日本語、ついでにポケモンの名前を含めた単語の入力はまあまあ打てますが、
[x]とか[p]とかの単体キーを押すパターンは
はっきり言ってキーボード見ないと打てません。
みんなこんなの出来るのかな~?

閑話休題、同梱のキーボードはbluetooth接続で、
奥行きはiPadの短辺の半分より少し大きいくらい、
幅はiPadの長辺より少し大きいくらいで、
重量はかなり軽く単三乾電池2本を入れても多分iPadの半分ぐらいです。
これならネットブックの代わりに
iPadとこのキーボードを持ち歩くのも悪くないですね。

接続も簡単です。
iPadの[設定]アプリのメニュー[一般]-[Bluetooth]を開いた状態で
キーボードの[Fn]キーを押しながら電源を入れ
続けて[Fn]キーを押しっぱなしにしていると
iPadがキーボードの認識してくれるので、
iPadに表示された4桁の数字をキーボードで入力し
[Enter]を押せばペアリング完了です。
一度ペアリングすればもうペアリングの必要はありません。
ただし、一度iPadに接続するとポケモンタイピングDSに
自動的に接続できなくなるっぽいです。
その場合はポケモンタイピングDS起動直後に
「ニンテンドーワイヤレスキーボードの
でんげんをいれてなにかキーをおしてください。」
と表示されている画面で[L]+[R]+[下]キーを押して、
いちいちペアリングする必要があります。

ところでキーボードの使い心地ですが、
B5ノートPC並みにタイプしやすいです。
カーソルキーがあるのは非常にいいですね。
[Shift]キーとカーソルキーで文字の選択範囲を変更できますし、
[Home]+[A]で全選択、[Home]+[Z]でアンドゥ、
[Home]+[X]で切り取り、[Home]+[C]でコピー、[Home]+[V]で貼り付けが出来ます。
また[Home]+[Space]で英数入力と漢字入力のモードを切り替えられます。
キーボードの電源を切れば結構な遅延はありますが
ソフトキーボードに切り替えられます。
逆に電源を入れればハードキーボードに切り替えられます。

ただし問題もあります。
iOS4.3.2ではJIS配列のキーボードを接続してもASCII配列でしか使えません。
記号類の入力がキートップの印字と異なるのは
ある意味慣れっこなので大した問題はありませんが、
UNIXのターミナルで多用する
「パイプ」と「バックスラッシュ(\)」が入力不可なのはかなりつらいです。
それから[Fn]+[全角/半角]で入力する[Esc]や
[Ctrl]はiSSHでは認識してくれず、ソフトキーを使わざるをえません。
というようなことでこのキーボード、
普通の文章を入力するには便利ですが、
シェルスクリプトやCのプログラムを書くような用途となるとちょっと…
まあ割り切って使うことにします。
それからiOSのアップデートでJIS配列へ対応してくれることを願ってやみません。

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