2009年11月19日木曜日

生活リズム計

発売から1年経ったNintendo DS用ソフト歩いてわかる 生活リズムDSについてですが、
相変わらず生活リズム計を持ち歩いています。
私一人分で言えば、現在ランドマークを3分の2まで制覇したようなところです。

クラブニンテンドーのアンケートにも書いたのですが、
歩いた記録をPCに移せるようにしたり、DSiウェアで映像や音声と一緒にデータ管理できる日記ツールを出したり、
GPSと組み合わせて行動記録にしたり出来たらさらに面白くなるだろうなと思っていますが、果たして今度の展開はあるのでしょうか。
全国で5万人ぐらいが参加しているように見えるウォークラリーも
ポケットモンスターハートゴールド、ソウルシルバーのプレーヤーでも参加しなければ
火星までならともかく、木星なんかには到底到着できそうにありません。

さて、生活リズム計を分解してみましたので少し紹介してみます。
少しだけ分解写真も載せておきます。
外観基板表基板裏あたりです。
中を見ても仕様がわかる石が無かったので、以下はすべて私見であることを先に断っておきます。

社長が訊くの中でも説明があったのでこれは確実ですが、
歩数計のセンサとしてはショックセンサが使われています。
おそらく方向を90度変えて付いている2つの大きめなチップがショックセンサーであり、
これは受動素子なので検出用のアナログ回路が組まれ、
最終的にメインチップに入力されています。
メインチップはおそらく学習リモコンに使われているような石ではないかと。
歩数情報は1分で2バイト(0-65535歩)を記録するようにしても単純計算で1日で3kBほどの容量が必要ですので、
おそらく何らかの圧縮をかけているでしょうし、
メインチップに内蔵のRAMに収めてボタン電池で保持しているのでしょう。
また、時刻を割と正確に刻むためにRTCを持っていると思われます。
メインチップ内蔵なのかも知れませんし、基板電池面にある石がそうなのかもしれません。
この石はウォッチドッグリセット機能付き電源ICかもしれませんが、深くは追っていません。
あとあまり見たことがない妙に細長い石がありますが、
クロックを生成しているような気がします。

そういえば、任天堂の発売する周辺機器はゲーム機本体に接続して使うタイプのものが多く、
ファームウェアを内蔵するまさに組み込み機器というものはあまりありませんでした。
と書いたところで思い出しました。
WiiリモコンやWiiバランスボードももはや立派な組み込み機器ですね。

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