2009年6月26日金曜日

F-1は来年もF-1

自動車レースの最高峰といわれるF-1の分裂騒動に決着がついたようです。
結局は当初の予想通りに落ち着いた感が強いですが、
ちょっと残念な面もあります。

もし、分裂して新シリーズが立ち上がったてこんな風になっらたいいなと
個人的に思っていたことを書いてみます。
あくまでも個人的な意見ですので批判や反論はしないでくださいね。

まずは、レース戦略をどうにかしてほしいですね。
燃料搭載量を軽くしてラップタイムを刻むという考え方は、
M.シューマッハがいたころはスリリングで面白かったのですが、
最近は軽くしても鼻先を押さえられて抜けないことが多く、
結局ピットストップが多くなる分
レースに勝てないということになっています。
となると、とにかく軽くして予選で前に出るということになり、
奇抜な戦略が横行します。
まあどうでもいいのですが、
かつてのA.セナのようなポールポジション獲得数は
望めないということになるでしょう。
F-1では来年から途中給油が禁止されると聞いているので、
この辺り少しはマシになるかと思っていますが、
なんにしてもオーバーテイクはコース上でお願いしたいものです。

次にテクニカルな面ですが、
やはり自由に技術開発してほしいですね。
過去、ターボエンジンやアクティブサスペンションなど
いろいろと禁止されてきました。
そして昨シーズンからは
トラクションコントロールやブレーキアシストが禁止されました。
百歩譲ってこれは仕方ないとしても
エンジンコントロールユニットの画一化なんてことは愚の骨頂です。
これでエンジン本体まですべて同じになったら、
ただの商業的スポーツになってしまいます。
F-1には技術競争の側面もあり、
各チーム、各メーカーの競争がより面白くしていると思っています。
そこを排除しようとするなら、F-1はプラーベータだけでやり、
自動車メーカーは別の舞台でレースするというのは現実解でしょう。

最後になりますがコースを何とかしてほしいですね。
正直F-1のモナコGPなど観ていてそれほど面白いものではありません。
惰性でテレビ観戦してますが。
あのコースで未だにF-1をやっているというのは正直理解できません。
伝統と格式があることは知っていますし、
あそこで生観戦できれば楽しそうではありますが、
やはりきちんとコース上でレースできる環境で開催してほしい
というのが私の本音です。
オールドサーキットと呼ばれる中にも
面白いバトルが観られるコースはありますし、
同じモナコGPでも年によっては見ごたえあることもあります。
しかし、過去のしがらみを断ち切れる新シリーズに少し魅力を感じてしまいます。

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