2007年6月26日火曜日

家庭内PBX その10 - 自動応答

Asteriskで自動応答といっても留守番電話のことではありません。
もちろん留守番電話にもなりますが。
外線着信した際に自動的に受話してメッセージを流し、
トーン入力でいろいろ分岐していくような機能を使ってみます。
銀行などに電話したとき、
この用件の場合はダイヤルキーの何番を押せなどといわれますが、
それをやってみようということです。

いろいろ組み合わせてかなり複雑なことが実現可能ですが、
とりあえず内線番号を押すことで直接各個人に電話ができるようにし、
内線番号がわからない場合は代表番号(グループ番号)に着信できるようにします。

前回同様 [freePBX]-[System Administration]-[Setup] にログインし、
[System Recordings] にいきます。
手元にある内線電話の内線番号を確認し、
それを [Step 1: Record or upload] の最初のテキストボックスに入力して
隣の [go] をクリックします。
その後、先の内線電話から "*77" に発呼し、発信音の後に
「内線番号を押してください。わからなければ1を押してください。」
としゃべります。
"*99" にかけなおし録音状態を確認できますが、
もし不満なら "*77" にかけてやり直せます。
満足できたら [Name this Recording:] を "first" (何でもいいです)とし、
[save] をクリックします。

次に、[Digital Receptionist] にいき
[Add IVR] をクリックします。
そこで、[Change Name] を "first" (何でもいいです)、
[Timeout] を "30" (何でもいいです)、
[Enable Direct Dial] をチェック、
[Announcement] を "first" (先の [Name this Recording] の設定とあわせる) とし、

下のほうの option の1つの項目で
テキストボックスに "1" 、[Ring Groups] の適切なグループ番号を入力して
[Save] をクリックします。

これで上記の動作が設定できているので動作試験してみてください。
なお、設定変更後には
"You have made changes - when finished, click here to APPLY them"
のクリックは忘れないようにしてください。

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