2025年6月23日月曜日

iPhoneからUbuntuに写真転送

先日のパリ旅行でたくさん撮った写真。
その一部、というか大部分はiPhone SE(3)での撮影です。
つまりiPhone SE(3)の中に保存されています。
撮影した写真は自動的にiCloudにもアップされるのですが、
貧乏人の私は追加料金払って無くて、
最近iCloudの容量がいっぱいだと怒られ続けています。
ということでiPhone本体から写真を吸い出すことに。
大した理由はないのですが、
今回吸い出し先にはUbuntu(18.04) PCを使いました。
実はiPhoneとUbuntuを繋いだのは初めてのことで
ちょっと手こずったので備忘録にしておきます。

さて、iPhone旧機種とPCの接続にはUSB-Lightingケーブルを用いるのですが、
ここにちょっとした落とし穴が。
そのへんに売っている安いケーブルだと充電しかできず
通信ができなかったりします。
最も確実なのがiPhone購入に同梱されているケーブルを使うことです。
またUbuntu側にも対応が必要です。
#apt install libimobiledevice6 libimobiledevice-dev ifuse libimobiledevice-utils
で必要ツールをインストールし、
iPhoneとPCを先のケーブルで接続してから
# idevicepair pair
を実行します。初回はエラーになりますが、
iPhone側にダイアログが表示されているので[信頼]してから
もう一度実行すると
SUCCESS: Paired with device
と表示され接続完了。
続けて
# mkdir /mnt/iphone
# chmod 755 /mnt/iphone
# ifuse /mnt/iphone
# cd /mnt/iphone
を実行するとiPhoneのストレージの内容が
"/mnt/iphone"ディレクトリ下で読めます。
その中の"DCIM"ディレクトリ下に写真が保管されています。
デジカメと同じディレクトリ構成です。

ここでもう一つの落とし穴。
静止画写真はHEIC形式で保存されています。
これがUbuntuで見るのが厳しい。
まあ今回の私の目的はPCで写真を見ることではなく、
クラウドにアップすることなので特に気にはしなかったのですが、
OneDirveにアップしてからそれをChromeブラウザで見ると
Ubuntu上でもちゃんと見られます。
ちなみにファイル名(拡張子を除く)が同じで拡張子がMOVのファイルも
たくさんありますが、これはiPhoneで静止画を撮影するときに
自動的にその前後を含めた動画も保存するようになっており、
その動画がMOVファイルとなります。
MOVファイルのサイズは大きいので、
必要ないならクラウドにアップしなくていいでしょう。

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