2025年6月10日火曜日

パリ2025旅行記 - 第2日 - その4 Navigo

シャルル・ド・ゴール空港からパリ市街地に向かうのに
メトロに乗ることを選択したので、
そのための切符をなんとかせねばなりません。
予め調べたところによると、パリの公共交通の乗車券として
非接触カードのNavigoというものがあり、
日本のSuicaのように使えることがわかっており、
これを手に入れたいのですが、果たしてどうしたらいいのか…
Terminal2を見渡すと電車の切符販売窓口っぽい店舗があって、
数人が並んでいたのでそこに並んでみることに。
店舗の自動ドア辺りにスタッフが居て、
順番が回ってきたときにNavigoが欲しいと伝えると、
「向こうだ」と言われたので行ってみると大行列が…
そこにもやはり入り口付近にスタッフがいて、
その方に訊いてみるとやはりそこがNavigoの販売窓口でした。
で、行列に並んでいたのですが、なんかみんな証明写真を持ってる…
先のスタッフに確認してみると自分の顔写真が必要とのこと。
ついでに向こうで写真が撮れると教えてくれました。
行ってみると日本でも見かける証明写真撮影マシンがあり、
数人順番待ちしています。
その列に並んで順番が回ってきたのですが、
前に撮影していたフランス人青年が、
私のことをわけのわかってなさそうなアジア人と思ったのか、
親切にも声をかけてくれ、
このモードで写真を撮ればいいと教えてくれ、去っていきました。
親切な方はどこにでも一定数いるんですよね。
ただ、英語モードにせずにフランス語モードのままで進めたため
ちょっと詰みそうになりました。
勘を働かせて撮影を行ない、Visaタッチで支払い(5ユーロ)、
ついに顔写真をゲット。ここまで結構時間がかかりました。
パリでNavigoを入手したいのなら、
日本から2cm×2cmくらいの証明写真を持っていくのがいいでしょう。
写真のサイズは多少大きくてもなんとかなるようです。

さて、写真を手に入れたのでNavigoの列に並び直しです。
人が多くかなり待たされましたが仕方ありません。
窓口のスタッフに顔写真を渡しつつNavigoが欲しいと伝えると、
「一週間?」とか訊かれたので、
意図も分からず「そうだ」と答えたところ、
36.60ユーロを請求されたのでVisaタッチで払い、
スタッフが写真を切り取って無印のNavigoのカードに貼り付け、
専用ケースに入れ手渡してくれました。

上図はNavigoの表面です。
裏面は私の顔写真とサインがあるので見せません。
ケース内はカード2枚構成になっていて
個人情報は2枚目カードに書かれてます。
1枚目の非接触通信カードの再利用のためでしょうか。

後にとある駅でNavigoに残高をチャージしようと思って
それっぽいマシンにタッチすると、
何かがアクティブでチャージできないとか言われてしまいました。
そこで気付いたのが、1週間の乗り放題のチケットを買っていたこと。
あとで調べるとNavigo Weekly Passというらしい。
シャルル・ド・ゴール空港からパリ北駅までの乗車料金は
12ユーロ程度で、空港との往復と、
市内での移動を考えれば十分お得そう。
Navigoの窓口スタッフが、こいつは観光客だなと思い、
気を利かせてくれたんでしょうね。
そのはからいに感謝です。

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