2016年4月11日月曜日

ソニー銀行

先日ちょこっと紹介したソニー銀行
何だかんだ言いつつも口座を作りました。

作り方は簡単です。
ソニー銀行のサイトのトップページの一番下の
[口座開設]から[ペーパーレス口座開設の手続開始]をクリックし、
案内に沿って必要事項を入力するだけです。
なお、[認証方式]については私は[ワンタイムパスワード方式]にしました。

で、申し込みから2日後に口座開設の通知メールが届き、
その4日後にワンタイムパスワードのためのトークンが送られてきました。
ハリウッド映画やなんかで、スイス銀行の口座にアクセスするのに
ボタンを押すとランダムっぽい数字がたくさん表示される
キーホルダーくらいの小さな電子機器が登場したりしますが、
まさにあれがトークンです。
なんだか金持ちになった気分です。気分だけですけど。

ちなみにこのトークン。
電池はどう替えるんだろうと説明書を確認すると、なんと使い捨てなんですね。
そのトークンの有効期限が切れる前に新しいのを送ってくれるみたいです。
おそらく時刻をワンタイムパスワードの種にしていて、
電池交換で一瞬でも電力が途切れると時刻が狂うのでダメなんでしょうね。

話を戻しますが、その翌日には本人限定受取郵便物の通知が自宅に届き、
郵便局でキャッシュカードを受け取りました。
そのとき公的身分証明書をコピーされるのですが、
これが銀行に届いて本人確認できることにふと気づきました。
銀行の窓口で口座を作るときには身分証明書の提示が必要ですし、
じぶん銀行だとスマートフォンのカメラで自動車運転免許証を撮影しましたが、
ソニー銀行の口座新設ではそういうのがありませんでした。
本人限定受取郵便物にはその機能があるんでしょうね、きっと。

さて、受け取ったキャッシュカードをその場で取り出し、
ゆうちょ銀行のATMを利用して預け入れしてみました。
預け入れに手数料がかかる金融機関はあまり聞かないので、
何も考えずに入金です。めでたく成功です。
後で確認するとその認識で正しいですし、
偶然にもゆうちょ銀行が提携先金融機関に含まれていました。
なお引き出しの方は月4回まで手数料無料とのことです。
ちなみにイオン銀行やセブン銀行のATMだと
何回引き出しても無料だそうです。

こうなるとデビットカードとして使ってみたくなります。
とりあえず実店舗(日本国内)での支払いをしてみました。
その店舗のレジはICカード対応で、
暗証番号を求められたので自分で入力し、支払い完了です。
そしてすぐに支払明細がメールで通知されます。便利ですね。
後で口座の残高を確かめるとしっかり減っています。当然ですね。
基本的にはVISAのクレジットカードと同じ扱いなので、
実店舗でサインを求められるパターンもあるようです。
もちろんカード番号等を入力するネット通販等でも普通に使えるでしょう。

またドル払いの場合の為替手数料は1.76%だそうで、
PayPalau WALLETに比べれば良心的で、
通常のクレジットカードと同水準です。
このあたりの詳細はSony Bank WALLETの使い方を参照ください。

最後になりましたがウェブサービスが利用できるようにします。
詳しくはキャッシュカードと同封されたスタートガイドにありますが、
ソニー銀行のサイトのトップページから[ログイン]し、
案内にしたがって入力していけば簡単にできます。
初めて扱うトークンの登録には少々戸惑いはしましたが、
難しいということはありません。
むしろ店番号や口座番号やパスワードがパッと出てきません。
前2つはキャッシュカードに書いてありますし、
パスワードは口座開設時に設定したものです。
キャッシュカードとトークンを手元に準備してログインするのがいいでしょう。
というかログインIDがメールアドレスや任意のユーザ名ではなく
店番号+口座番号なので、キャッシュカードを見ながらでないと
覚えてないかいられませんね。

ちなみに、ある環境(機器+OS+アプリケーション+ログインユーザ等)から
初めてログインする場合はトークンでの機器認証が必要になります。
必要に迫られて他人の機器を借りてログインしたくても
トークンが手元になければどうにもなりません。
かといってトークンを持ち歩くのは邪魔ですし、
セキュリティ的にも問題ですので、そのあたり注意しましょう。
まあトークンを使わない認証も用意されているようなので、
そちらを選択するのも手かもしれません。
でもやっぱりトークンがかっこいいよな。

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