WiiUのファームウェアがバージョンアップしました。
4.1.0Jから5.0.0Jへのメジャーバージョンアップです。
変更点はいろいろありますが、
なんといってもクイックスタート画面によるゲーム起動の高速化はありがたいです。
あらかじめこの夏にアップデートされる予定と発表されていましたが、
思ったよりも早くやってきました。
任天堂カレンダーだと夏はもっと先のことだろうと。
さて、実際に体験してみると確かに高速です。
WiiUゲームパッドから本体の電源をオンすると、本体が立ち上がる前から
ゲームパッド側にクイックスタート画面がフライイングで表示されます。
最大10個の最近遊んだゲームがアイコン表示され、そこからゲームが直接起動できます。
ログイン作業はゲームを選んだ後に発生します。
このあたりやや不自然な感はありますが、ログイン処理はWiiUが立ち上がらないとできないので、
先に見せられるものを見せておいて体感待ち時間を短くするという工夫でしょう。
なんとなく映画アポロ13の機器の電源を入れる順番の検討の場面を思い出しました。
なおクイックスタート画面に現れるゲームにはディスク版で遊んだものも複数含まれます。
たとえマリオカート8を遊んだあとにクイックスタート画面でマリオカート8を選択しても、
マリオカート8のディスクが入ってないとそのままではゲームは遊べませんのであしからず。
いっそのことディスク版ゲームを買うのをやめて全部ダウンロード版にするのもいいかもしれません。
ところで、クイックスタート画面が表示されるようになっているWiiUゲームパッドで
バッテリーをいったん外すと、直後は通常のWiiUメニューが立ち上がります。
つまり、クイックスタート画面はWiiUゲームパッドの揮発領域に
起動情報を記憶させて対処していると推察されます。
単純に考えればクイックスタート画面の実現のために、
WiiUゲームパッドのファームウェアを変更し、起動情報のみを保存していると考えられますが、
もしかするとWiiU本体から転送しているのは単なる情報ではなく、
クイックスタート画面を実現するアプリケーション自体なのかもしれません。
もしそうだとすると、各ゲームタイトルが独自のミニアプリケーションを作ることで、
新しい遊びを生み出すような可能性もなくはありません。
これってGAMECUBE+GameBoyAdvanceで任天堂がやっていたことですね。
個人的意見ですが、今WiiUに必要なのは新しい遊びで驚きを与えることです。
もちろんゲームラインナップの充実は重要ですが、
任天堂には他がやらないような変わった試みを続けることもやめないでほしいですね。
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