2007年5月18日金曜日

家庭内PBX その3 - シリアルコンソール

私が Linux サーバを設定する場合に必ずやることがあります。

それは、シリアルコンソールの設定です。

特にヘッドレス(キーボード、マウス、モニタなし)で運用する時には、

RS-232Cのクロス接続でログインできるようにしておくことで、

ネットワーク経由でメンテナンスできないという最悪の事態にもなんとか対応できます。

今回の Trixbox でも同じようにしておきます。

 

まず Linux のシリアルコンソール設定です。

ファイル"/etc/inittab"に

s0:12345:respawn:/sbin/mingetty ttyS0 vt100
を追加します。

またファイル"/etc/securetty"に

ttyS0
を追加します。

しなくてもいいですが、ノイズ対策のためファイル"/etc/sysconfig/init"で

PROMPT=no
にしておきます。

これで再起動すれば完了です。

 

ついでにブートローダ grub についてもシリアルでのコントロールを可能にしておきます。

ファイル"/boot/grub/grub.conf"の

splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
をコメントアウト(行の先頭に"#"を挿入)し、その直後に

serial --unit=0 --speed=9600 --word=8 --parity=no --stop=1
terminal --timeout=10 serial console
を追加します。

ついでに、kernel パラメータに"vga=791"を追加してXGAテキストモードにしておきます。

 

これで、ヘッドレス運用でも安心です。

と思ったら NEC MA26D はキーボードをつないでいないとBIOSで止まります。

なんて仕様だよ…

 

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