2007年5月25日金曜日

LaFonera で WDS その3 - インストール

LaFonera の電源をいれ、

シリアルターミナルから [Ctrl]+[c] を何度か押していると、

RedBoot のコマンドプロンプトが現れます。

そこで以下のコマンドを順々に実行していきます。

なお、LaForera のIPアドレスを 192.168.1.3、TFTPサーバのIPアドレスは 192.168.1.2 に設定することにします。

また、途中 yes/no の選択を迫られるので、そこでは 'y' を押します。
ip_address -l 192.168.1.3/24 -h 192.168.1.2
fis init
load -r -v -b 0x80041000 root.fs
fis create -b 0x80041000 -f 0xA8030000 -l 0x002C0000 -e 0x00000000 rootfs
load -r -v -b 0x80041000 vmlinux.bin.l7
fis create -r 0x80041000 -e 0x80041000 -l 0x000E0000 vmlinux.bin.l7
fis create -f 0xA83D0000 -l 0x00010000 -n nvram
reset

以上で完了です。

 

もしファームウェアをもう一度書き換えたいなら、LaFonera の電源を入れるところからやり直すことで可能です。

ここで注意しなければならないのは、RedBoot から LinuxOS に制御が移った瞬間に、

シリアルのボーレートが 115200bps に変更されることです。

OS が立ち上がればシリアルコンソールからログインできます。

ログイン時のユーザ名は "root"、パスワードは "admin" です。

ノーマルなシェルで、一般的な組み込みLinuxで使えるコマンドは一通りそろっています。

もちろん、ネットワーク経由で telnet でのログインも可能です。

その際は無線LAN機能付きPCからSSID "dd-wrt" のアクセスポイントに接続した上で 192.168.1.1 にアクセスします。

もちろん そのPCのIPアドレスはそれと同一サブネットになければなりません。

まあ、コマンドラインで操作することはあまりないでしょう。

しっかりしたウェブベースの設定ページがありますのでそれを使います。

IE等から "http://192.168.1.1" をURL指定します。

認証がかかっていますので、ユーザ名は "root"、パスワードは "admin" でログインください。

あとは好きに設定してください。

かなり高機能で使いでがあります。

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