パリ2025旅行記 - 第4日 - その5 モナ・リザ

ミロのヴィーナス、サモトラケのニケと来て、
いよいよルーブルの至宝[モナ・リザ]へ。
[モナ・リザ]は大きな部屋の中央に立てられた仕切りに
飾られており、その前には人だかりが。
待っていれば少しずつ前に進めるのである程度まで進んだら、
生で見つつ、写真にも収めてという感じです。



[モナ・リザ]には2メートルくらい離れた所に柵があり、
一般人はその外から見るのですが、
体の不自由な方がスタッフに付き添われ柵の中に入っていたので、
特別な配慮はしてもらえそうです。

ところで[モナ・リザ]については2030年代を目指して
専用の部屋を作る話があるようで、
ただルーブル美術館を見て回った感じでは、
新たに広い部屋をつくるのは大変かなと。
マクロン大統領の発言によると、さらなる集客を目指して
ルーブル美術館自体の改装についても計画があるようですが、
これ以上の来客への対応は無理とスタッフがストライキを起こすなど、
すったもんだが続いているようです。
実際私が訪れた際も平日にもかかわらずとても混雑しており、
土日なんかこんなものではないという話も小耳に挟んでおります。
日本でもそうですがフランスでも行き過ぎたインバウンド客による
観光公害は深刻なようです。
観光客の立場からすれば、行きたいときに行けなくなるのは辛いですが、
受け入れる立場だと迷惑に感じることも多々あります。
いい落とし所があればいいんですけど。