2016年3月22日火曜日

Miitomo

ついに任天堂初のスマートフォンアプリケーションMiitomoが配信開始となりました。
AndroidについてはGoogle Playからダウンロードできますが、
現在[Google Play]アプリケーションを立ち上げるとトップ画面に表示されています。
iOS版はAppStoreから。

で、立ち上げるとニンテンドーアカウントとの連携を促されます。
連携するとマイニンテンドーにMiitomoの状況が表示されるので
素直に連携した方がいいのでしょう。
別に連携しなくても問題ないようですが。
その後データのダウンロードに結構な時間がかかり、
[Miiをつくろう!]なる画面が現れます。
私はすでに3DSで作成した自分のMiiを
ニンテンドーアカウントに登録しているので、
[その他の方法で作る]の[ニンテンドーアカウントから]を選択しましたが、
このMiiはコピー設定が「許可しない」になっています
コピーが許可されていないMiiはMiitomoでは利用できません
と怒られてしまいます。

しょうがないので3DSで[Miiスタジオ]アプリケーションを立ち上げ、
[えらぶ]ボタンを押して自分のMiiを選び、[手直しする]ボタンを押します。
[次へ]を押して、[コピー]の項目を[許可しない]から[許可する]に変更し、
[登録]ボタンを押します。
[登録する]ボタンを押して修正完了です。
[Miiスタジオ]のトップに戻って[QRコード・画像]-[QRコードをつくる]と進み、
Miiをえらんで[決定]を押すと3DSの上画面にQRコードが表示されます。

そこで今度はスマートフォン側で
[その他の方法で作る]の[QRコードを撮影して作る]を実行し、
3DSに表示されたQRコードをスマートフォンのカメラで
読み取ろうとするも全然成功してくれません。
私の3DSがnewでもLLでもないのが原因かもしれません。

しかたがないので3DSの電源を切ってSDカードを抜き、それをPCに挿します。
"DCIM/100NIN03"ディレクトリにjpg画像としてQRコードが保存されているので
そのファイルを画像ビュアーで開き、
それをスマートフォンのカメラで読み込ませることができました。
あとは流れに身を任せてMiitomoをセットアップしていくだけです。

で、ちょっと遊んでみた感じでは、
Miitomoはトモダチコレクション
スマートフォン版と言って差し支えないでしょう。
まあ本家の体験版しか遊んだことのない私が
言っていることなので間違っているかもしれませんが。
ゲーム内であることは、ネタを仕込むための質問に答えることと、
対面やSNSで友人のMiiを追加することで、Miiの交流を観察して楽しむようです。
私の好みのゲームではないのでストレージの肥やしとなりそうです。

さて、今回Miitomoの公開と同時に、
マイニンテンドーが本格稼動しており、
個人的にはこちらの方に注目しております。
いろいろな方法でコインを集めてそれを利用して何かするという
見た目もシステムも既視感があり、
これ自体はとりたててどうと言うことはないのですが、
3DSのすれちがい通信の代わりに仕立てようとしているように感じられます。
すれちがい通信は3DSのキラーコンテンツだと確信しているのですが、
残念ながら現状のスマートフォンのシステムでやるのは難しいですし、
据え置きのWiiU単体では不可能です。
そこでスマートフォンやWiiUでも展開できるような機種横断的システムとして
マイニンテンドーを編み出したと推測しています。
そして重要視しているマイニンテンドーを円滑に立ち上げるために、
コインを貯めやすい作りにできるMiitomoを
スマートフォン第1段とする必然があったような気がしています。

さらにMiitomoにはMii作成ツールとしての側面があり、
今後登場するアプリケーションでMiiを使用する環境を整備するため、
どうしても先行して開発する必要があったと思われます。
ユーザー環境への展開はMiitomoとして目に見える形で行われていますが、
開発環境についても、Miitomoでの成果はライブラリとして
関係各所に配布されていることでしょう。

このように考えを巡らすうちに行き着いたのは、
任天堂はスマートフォンの乗っ取りを企んでいるのではないかということです。
3DSにしてもWiiUにしても、そのメニュー画面には
購入直後でもMii作成ツール等のアプリケーションが並んでいます。
スマートフォンのメニュー画面をそういう状態にしたのではないかと。
そして完全に乗っ取られ最適化されたスマートフォンこそが、
今年発表される新ゲーム機NXなのかもしれません。
まあ私の妄想ですけどね。

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