2015年8月13日木曜日

ドローン

最近ドローンに逆風が吹いています。
もともと軍事やスパイ技術への転用が容易、
というかもともと軍事技術で民間転用されている面もあり、
アメリカの映画やドラマでも問題ありありな使われ方をしていたりして、
ある程度の規制はやむを得ないのは理解できますが、
このままでは飛ばす場所がなくなりそうな気配があります。

私はと言うと、1年以上前に購入した京商EGG 弾
購入直後からほったらかしにしており、
久しぶりに出してきて破壊王子に遊ばせたところ2時間後には壊されていました。
パッケージに予備のブレード等が同梱されていたので、
交換すれば修理できるかなとか思っていたのですが、
どうも根本的な部品が壊れてしまったようで、再起不能となってしまいました。
あんだけ丈夫だったのにどうやって壊したのか…破壊力抜群です。
まあどうせ使ってなかったのでいいんですけど。

さて、壊されたのをきっかけに、もうちょっといいものが欲しいなと思うようになり、
機能的にも価格的にもちょうど良さそうな神ラジを購入してみました。

ラジコンヘリコプターとしては赤外線通信による
3チャンネル(上昇/下降、前進/後退、右旋回/左旋回)操作で前出の「弾」と変わりません。
かごに囲まれてない分破損の恐れは大きくなるものの、
いたって頑丈で、ちょっとやそっとでは壊れないようです。
もちろん安心の予備ローター付きです。
障害物のない広い空間でゆっくり飛ばす分には機体はかなり安定しており、
上昇/下降操作(メインローターの強弱)のスティックは
指を離しても位置が維持されるので操作はしやすいです。
離陸場所の地面が毛羽立ちぎみの布だったりすると、
ちょっとしたことでヘリの足先に引っかかって飛び立てません。
ヘリポートはツルツルの床やテーブルの上にすべきでしょう。

充電には同梱のLEDインジケータ内蔵の専用USBケーブルと、
別途用意するUSB給電ACアダプタを用います。
AC010BKAZの2.1Aポートで30分で充電できて、
15分遊べるようなバッテリーもちです。
なお、ヘリ本体のそこら中にLEDが仕込まれていて派手に光るのですが、
リモコンの[Light]ボタンでオン/オフできます。
バッテリー節約のためにも切っておいた方がいいでしょう。

ところでこの神ラジ、カメラを内蔵していて静止画と動画の空撮ができます。
本体にmicroSDHCカードを差し込んでそれに記録します。
静止画はリモコンの[PHOTO]ボタンを押すことで撮影できます。
SDカードの"IMAGE/RECORD/"ディレクトリに"PICT0000.jpg"のようなファイル名で
1280×1024ピクセルのJPEG画像が撮れます。
動画はリモコンの[VIDEO]ボタンを押すと録画が開始され、
もう一度押すと停止となります。
SDカードの"VIDEO/RECORD/"ディレクトリに"SUNP0000.avi"のようなファイル名で
720×480ピクセルのAVI形式となります。
このファイルはMacでそのまま観られることもあれば、
再生前に自動変換されることもあり、この扱いの差の原因は不明です。

撮影機能についてはいくつか問題点があります。
動画について、録画開始と終了が同じボタンで、
しかも録画中であることのインジケータも見当たらないので、
録画中かどうかはボタンを押した回数を覚えていて自分で判断するしかありません。
録画中にヘリコプター本体の電源を切ると録画中のファイルは壊れて
再生できなくなってしまいます。
動画録画中は静止画の写真を撮れないようですが、
何度も試していると動画録画中に静止画撮影することで、
録画中の動画が壊れるような気もします。
ちゃんとカウントしていないと想定どおりに撮影できないので注意が必要ですが、
とりあえず動画と静止画は「まぜるな危険」ということで。

何はともあれ、一昔前では考えられない価格と小ささのドローン。
更なる規制が発動され、市場から姿を消す前に十分遊んでおくことにします。
私の頭の中ではエアーウルフのテーマ曲がエンドレスで流れています。

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