2009年4月15日水曜日

D-VHSが…


日本ビクターよりニュースリリースが出されました。
なんと将来的にBSディジタル放送がD-VHSで記録できなくなる可能性があるということです。
一応自社のD-VHSビデオデッキについてのアナウンスの形はとっていますが、
これはD-VHSフォーマット自体の問題ですので、
私の所有するPanasonic製のD-VHSデッキも当然対象となります。


D-VHSではデジタル放送で受信される生のMPEG2-TSをそのまま録画することを前提に28.2Mbpsの記録帯域を持っています。
地上波デジタル放送では規格上16.8Mbpsが上限となるので十分おつりがきますが、
BSデジタル放送では25.44Mbps(24スロット)とわりとぎりぎりです。
2011年にはBSアナログ放送が終了して、帯域の再配分が行われることになっており、
今新規参入の放送局(企業)を募集したりしてますが、
スロット数が拡充されることで最大ビットレートもあがってしまうようで、
放送局の運用しだいでD-VHSのスペックを超えてしまうようです。


現在私の環境でBSデジタルの録画が可能なのはD-VHSだけなので少々悲しいですね。
まあそれほど悲観的に考える必要はないのかもしれませんが。
2011年付近にはブルーレイディスクレコーダを買う気満々なのでまあいいでしょう。
テレビ的には厳しいですが、スロット数で画質を上げるより、H.264であげてほしいところです。
現行でMPEG2-TSをキャプチャするとファイルサイズが大きくて扱いに困ってしまうんですよね。
自分でトランスコードするよりは放送局のエンコーダの性能をそのまま味わうのが好きです。

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