2023年5月31日水曜日

Oracle Cloudのマルチファクタ認証

先日から利用を始めたOracle Cloud Always Free。
取り敢えず無料分で賄えるVM2台を作って走らせっぱなしにしています。
とは言えその上ではまだ何も動かしていません。
何に使うか思案中です。

さて、先日も紹介した通り、
Oracle Cloudではマルチファクタ認証が必須になっており、
Androidスマートフォンでログインできるようにはしていますが、
もしこのスマートフォンがどうにかなって
どうにもならない状況に陥ると非常に困ったことになります、
で、いろいろ見ていて保険が掛けられることがわかったので
ここにその方法を書き残しておきます。

ともあれOracle Cloudにサインイン。
ここでは[Language(地球)]アイコンで
[日本語]が選択されていることを前提に説明します。
[プロファイル(証明写真)]アイコンで
[自分のプロファイル]メニューを開き、
[2ステップ検証]ペインの中にある
[︙]-[モバイル・アプリケーションの追加]メニューを開き、
案内どおりに作業します。
今回私は2台目の認証デバイスとしてiPhoneを使用することとし、
[App Store]で[Oracle Mobile Authenticator]アプリをインストールし起動して、
ウェブページに表示されているQRコードを読ませ、セットアップしました。
一旦Oracle Cloudサイトからサインアウトして再度サインインしようとすると、
いつもどおり1台目のデバイスであるAndroidスマートフォンで
許可するよう促されますが、[かわりのログイン方法を表示]をクリックして
表示される[かわりのログイン方法]ペインで
[モバイル通知 <iPhoneに付けた名前> に通知を送信]をクリックすることで、
2台目のデバイスでの認証へと切り替えが可能です。
これでどちらかがどうにかなっても、1台が無事ならなんとかなります。

さらに保険としてバイパス・コードを作っておいたほうが良さそうです。
[自分のプロファイル]メニューを開いたとき
[バイパス・コード]ペインがあり、
「使用可能なコードは残り5個」などと書かれていますが、
ここで[生成]をクリックすると
有効期限: -
使用: このコードは1回使用できます
のメッセージと共に12桁の数字がバイパス・コードとして表示されるので、
これを忘れないようにメモし、かつ秘密裏に管理しておきます。
もし認証デバイスが全滅した場合でも、
前述の[かわりのログイン方法]ペインで[バイパス・コード]を選んで、
先に生成したバイパス・コードを入力すればなんとかなります。

ちなみにそんなことしなくてもマルチファクタ認証を
無効にすればいいじゃん、とか思い、
前述の[2ステップ検証]ペインの中の[︙]メニューで
[無効化]を選んでみたのですが、
次回ログイン時にマルチファクタ認証の再設定を強要されました。
無効にはできないみたいです。

また電子メールでの認証もできそうなのでやってみましたが、
[プロファイル(証明写真)]アイコンの
[アイデンティティ・ドメイン:Default]メニューを開き、
[マルチファクタ認証(MFA)の構成]ペインにある
[MFAの構成]ボタンをクリックして、
[ファクタ]ペインの[電子メール]を☑してみましたが、
サインイン時の[かわりのログイン方法]ペインに[電子メール]が出ない。
いろいろ試しましたがダメで諦めました。

ちなみに[セキュリティ質問]に答えてログインする方法もあるっぽいのですが、
この手のものって大体答えを正確に何と設定したかわからなくなって、
いざというときに正解できない泥沼にハマるんですよね。
過去似たようなのでひどい目にあったことがあるんです。

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