随分前に時計屋さんに行った時の話です。
高級な自動巻き機械式腕時計なんかを扱っている店だったのですが、
そこで衝撃の事実を教えてもらいました。
そういう腕時計で日付表示付きのものはごく一般的で、
竜頭を目いっぱい引いて時刻を調整し、
日付を調整する場合は半分ぐらい引くのが通常です。
そしてその日付の調整は、時刻がだいたい11時から12時の間にはしてはいけないそうです。
どうしても調整するなら時刻をいったん無難な時間に進めるなりしてからやった方がいいそうです。
正確に言うと、日付が変わるころだけ関連する歯車がかみ合わされ、
そのかみ合っているときに日付を無理やり調整しようとすると、
この歯車が結構すぐ壊れてしまうんだそうです。
これはメーカーによらずそういう傾向があるそうですので、特に高い時計では注意しましょう。
10年以上使っている私の腕時計はそのあたりまったく気にせず
結構乱暴に扱っていたのですが、壊れていないのは単なる偶然?
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