2025年5月7日水曜日

Googleマップのタイムラインの保存先ローカル化

半年ぐらい前から定期的にGoogle Location Historyから
Googleアカウントに届いている
タイムラインのデータを保持しますか?
的なタイトルのメール。
内容は以下のような感じです。
〇〇さん
お使いのアカウントで、過去にさかのぼって訪れた場所を確認できるタイムラインがオンに設定されています。タイムラインを使うと、各デバイスにおいて、訪問履歴と経路が自動的に地図に保存されます。
再度のご案内: タイムラインが変わります。複数のスマートフォンにログインしている場合、各デバイスで、新たに訪れる場所の履歴がそれぞれのタイムラインに保存されるようになります。この変更に伴い、タイムライン データが失われないように、新しい設定を選択していただく必要があります。

ご対応のお願い
保存済みの訪問履歴と経路を保持する場合は、2025年5月14日までにお使いのスマートフォンで設定を選択してください(先に Google マップ アプリの更新が必要になる場合があります)。詳しくは、タイムライン データを保持する方法をご確認ください。

移行後は、タイムラインはアプリでのみ使用可能になります。

ご対応いただけなかった場合、データが失われる可能性があります。Google は、2025年5月14日以降に初めてログインしたデバイスに、最大 90 日間のタイムライン データの移行を試みます。それより古いデータは削除されます。アカウントのタイムラインはオンのままとなり、デバイスでは新たに訪れた場所の履歴が引き続き保存されます。3 か月以上経過した訪問履歴と経路は自動的に削除されます。
ようするに、これまでGoogleマップの移動履歴はアカウントごとに
クラウドに保存されていましたが、Googleが管理するのが嫌になったのか、
各個人のスマートフォン等に個別に記録するように変更されることに。
2025年5月14日までが猶予期間で、
それ以後はこれまで貯めたデータが丸っと消えても文句はいえないと。
私はずっと前からパリ旅行を予定していたのでその後でいいか
と思っていましたが、パリにも行ってきたので
消えないうちに設定変更することに。
Gmailの前述っぽいメールを開き、
本文中の[設定を選択]をタップすると変更方法が出てくるみたいですが、
正直これじゃわからない。

ということでAndroidスマートフォンでやってみました。
iPhoneでも同様です。
[Googleマップ]アプリを起動して右上のアカウントアイコンで
設定を変更するGoogleアカウントを選び、
[タイムライン]メニューをタップ。
すると
注:タイムラインが失われないように、新しい設定を選択してください
というようなメッセージが表示されるので[次へ]をタップし、
タイムラインデータの保存期間を指定してください。
というようなメッセージが表示されるので
[自分で削除するまで保存]を選択して[保存して次へ]をタップし、
[完了]をタップすれば完了です。
この設定はmyactivity.google.com/activitycontrolsからでも変更できるようです。
変更後しばらくするとタイムラインのバックアップができるようになります。
タイムラインを開いたときに
タイムラインをバックアップしますか?
というようなメッセージが表示されるので
[有効にする]をタップし、アカウントのパスワードを入力すれば完了です。
バックアップが可能になると
タイトルバーの[タイムライン]の文字の右に
[雲]アイコンが表示されるようになるので、
それをタップすると設定変更画面に行けます。

バックアップデータは他のスマートフォンにインポートできますが、
基本機種変更のときに使うものであり、
複数端末で同時に扱えるものではありません。
実際、この状態で別のスマートフォンから
同一アカウントのタイムラインを開くと
訪問履歴とルートは保存されません
と表示されます。
同時に記録できるのは1デバイスのみということです。
改悪ですね。でもしょうがありません。
複数のスマートフォンを使い分けている場合は
位置の記録用に別々のGoogleアカウントを設定するのがいいでしょう。

まあ今までどおり複数デバイスでデータを共有したければ
自前でアプリをつくればいいのです。
GPSの位置情報をクラウドに上げて、
複数デバイスで共有し、あとでGoogleに重ねるようなアプリを
作ってみるのもいいかもしれません。

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