2021年3月11日木曜日

Fukushima 50

東日本大震災から10年。
未だ復興道半ば、原子力発電所の被災により
放射能関連の被害を受けた地域については
10年経っても立ち入りを制限されている場所もあり、
避難生活をされている方もいて、
生活できるにしても帰らないことを決断した方も
大勢いるそうです。
関連訴訟もまだまだ有るようですし、
事故原発に至ってはこれから長い時間をかけての
廃炉作業も続きます。
辛い現実です。

さて、先ごろ"Fukushima 50"なる映画を視ました。
津波が押し寄せた前後の福島第一原発での作業を映画化した作品で、
演出はハリウッドのパニック映画風ではなく
津波などの描写は控えめで、娯楽作品というより
記録映画に近い感じに仕上がっています。
ただ視た後も内容があまり頭に残っていません。
というのも登場する首相の言動があまりにもひどく、
残っているのはそればかり。
実際、当時の首相が無理やり現地に赴いたのは周知の事実で、
それを記録として残しておくというのが
この映画の主旨なのでは、などと邪推してしまいます。

ちょうど明日(3月12日(金))に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で
本編ノーカット版が地上波初放送されるそうなので、
興味がある方は視てみてはいかがでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿