2019年6月25日火曜日

Ubuntu 18.04のWebDAVクライアント

Ubuntu 18.04からWebDAVサーバにアクセスしたく、
使えるWebDAVクライアントを探したところ
davfs2に行き着きました。
ということで使ってみることに。
まずはインストールから。以下を実行します。
なお、最初の2行はエラー回避のためのワークアラウンドです。
# apt install libneon27=0.30.2-2build1
# apt-mark hold libneon27
# apt install davfs2
最後の実行時に
特権を持たない (root 以外の) ユーザによる WebDAV リソースのマウントを許
可する場合は、ファイル /sbin/mount.davfs に SUID ビットを設定しなければ
なりません。

この選択肢を選ばない場合は、root だけが WebDAV リソースをマウントできま
す。この動作は後から 'dpkg-reconfigure davfs2' を実行することで変更でき
ます。

root 以外のユーザが WebDAV リソースをマウント可能にしますか?
                   <はい>                      <いいえ>     
のようなメッセージが表示されるので、
デフォルトの[いいえ]を選ぶほうがセキュリティ的にいいのでしょうが、
私はとりあえず[はい]を選んでおきました。

さて実際に使用してみます。以下を実行します。
# cd /mnt
# mkdir webdav
# mount -t davfs <WebDAVサーバのURL> /mnt/webdav
最後のコマンド実行時に、アクセス権限を得るための
ユーザー名とパスワードの入力を求められ、
さらにサーバ証明書の受け入れを許可させられます。
成功すれば"/mnt/webdav"へのアクセスにより
WebDAVサーバへアクセスできるようになります。
しかし、アクセスしようとすると
ちょっと長めなミニフリーズがよく発生しますし、
rootユーザーじゃないと書き込みはできないし、
巨大なファイルを扱うとまともに動かないという惨劇に。
使えんorz

で、GUIアプリケーションで
なにかいいのがないのかと探してみると…
最初から入ってました。
画面左端のダッシュボードから起動できる
いつもの[ファイル]アプリケーションです。
これを開いて[Ctrl]+[L]キーを押すとURL入力ボックスが現れるので、
davs://<サーバ名(or サーバのIPアドレス)>/<ディレクトリ>
を指定し、現れたウィンドウでユーザ名とパスワードを入力すると
普通にアクセスできるではありませんか。
しかも使ってみた感じ不具合らしきものはありません。
なんなんだよこの裏技的なのは!!

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